米国NBAからはよいニュースが来た。
八村塁くん所属のワシントンウィザーズがプレイオフ1回戦でイースト首位の76ersにホームコートでスイープ(4連敗)免れて初勝利、しかもルイ君が大活躍のニュース。
後半の勝負どころで活躍している。プレイ時間も48分中41分台とは、最長時間の更新だ。もし東京オリンピックが開催されれば、男子バスケ予選リーグで日本とアメリカは同組だから、ルイ君はアメリカ代表のどんな選手が出てきても戦ったことのあるよく知ったスター選手ばかりだ。
フランスはローランギャロスからは残念なニュースが届いた。このニュースは賛否両論の根の深い問題をはらんだニュースだ。軽々しく「わがまま」とか「自分勝手」、「プロとして当然」、「ビジネス」として切り捨てる事ができない問題だと思う。
これはあくまでも私見である。プロの現役アスリート選手が政治的な発信や自分の専門以外で社会的に影響与える発信を控えた方がいいと思う。
世界的なトッププロはそれだけで凄い発信力がある。現役のときは自分の専門分野だけに特化した方が、よりよい環境にいられるし、よりよいパフォーマンスを発揮できる。
今回の大阪選手は、自ら蒔いた種で一石を投じたつもりかも知れないが、批判や雑念に耐えられなくなる事を予想して辞退した。避難したと言ってもいいかもしれない。
彼女はたぶん「ペナルティー覚悟で罰金を払えばいいでしょ」とか思っていない。それでは何の解決にもならないと分かっている。
でも巨大に膨れ上がった何でもアリのマスメディアとの対応にいろんな選手の過去の悲劇を代弁したつもりかも知れない。自分の精神的な病まで公表してしまった。
同情を得ようなんて思ってないだろう。辞退する言い訳でもないだろう。彼女が今後のテニスキャリアでどうするつもりなのか、何を発信していくのか見守りたい。
6年前のルイ君。はにかんだかわいい少年だった。高校時代のルイ君を何度か東京体育館で観た。高校時代も凄かったが、まさかNBAレベルで中心選手として戦える日が来るなんて夢にも思わなかった。