東京は日差しが強い昼間だった。少し時間取れたので浅草までランチで足を伸ばす。浅草はまだ人出が少ない。
東京の背脂醤油らーめんを昭和の時代から提供し続ける老舗ラーメン屋である。江戸っ子ラーメンとでも言おうか、いつか行こうと思いながら、背脂の響きにいつも躊躇していた。
すするTVで最近『弁慶』門前仲町店を紹介してくれたので背中を押してくれた。すする君は、雪のような背脂らーめんを食べていたが、私は少なめでオーダー。





私が求めるラーメンのいくつも満たしてくれて、非常に美味しかった。どうしてもっと早く訪れなかったのだろう。20年もかかってしまった。
一つ、豪快であるがスープは繊細でスッキリ熱く完飲できること。
二つ、麺はがっつりとかためで量が多いこと。
三つ、具材がスープの邪魔をしないで美味しくいただけること。
初め中盛りオーダーしようとしたが、食券の自販機にランチタイムはライスサービスと紙が貼ってあった。らーめん普通をオーダー。
結果的に、ここのらーめんの麺量は普通で他店の1.5倍はある量で、ライスも盛りが良かった。





ネギともやしの量がうれしいほど入っていて、スープ冷めないでとても美味しく食べられた。
肝心のスープは豚骨メインのスープであるが、とてもさっぱりしていて単なる豚骨醤油ラーメンではない。豚骨をライトに煮込んで、和の食材で出汁を採っている。
背脂も少しもしつこくなくてまろやかにスープに馴染んでいた。隣の人が後から来て味噌らーめんを食べていたが、薄めにみえる味噌スープで美味しそうだった。
ご馳走さまでした。百聞は一見に如かずでした。お腹いっぱい美味しく食べられた。近いうちに味噌らーめん食べにまたきます。