ワンちゃんは犬種によって寿命が大きく異なる。猫よりも生きられる年月の個体差が大きい。どうして大型犬の寿命が短い傾向にあって、小型犬は比較的長生きできるのだろうか?
これは何も犬猫に限った話ではなくて、人間の寿命の個体差も同様に本当のところの核心が解明されていない。生物学的に、医学的に次の3つの要素が作用してるらしい。
1つ、大型犬は大きな体を維持するために、小型犬よりもかなり多く細胞分裂している。よってがん細胞などの発生率も高くなる。
2つ、身体の大きさに対する臓器の大きさの比率が小型犬よりも大型犬は小さい。つまり、身体の大きさに比べて例えば心臓などの臓器の大きさの割合が小さいということ。身体のサイズに見合った臓器の大きさではないから、それだけ臓器の消耗度が高くて長い年数維持できないらしい。
3つ、遺伝子の違い。犬の体の大きさは、「IGF-1遺伝子」によるIGF-1因子(成長ホルモンの一種)が決定している。このIGF-1因子の分泌が多いほど身体が大きくなり短命になるらしい。大型犬ほどこのIGF-1因子の分泌が多いことは分かっている。
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今日の朝散歩で撮った最新のなな。2歳と2ヶ月ちょっと、人間の年齢で20代前半になる。人生で1番若々しい成熟した時期だ。ラブラドールの平均寿命は12から13歳とある。
大病をしなければ、あと10年ちょいか。早すぎるな犬の成長と寿命は‥‥。25キロ以上を大型犬と分類するらしい。ななは27キロだから大型犬の中では小さい方。
60キロを超すようなグレートデンやセントバーナード、バーニーズマウンテンなどは平均で7から9歳くらいらしい。10キロ以下の小型犬は平均15歳くらいはあるらしい。
あと10年は、ななを散歩できるように私の寿命が尽きないよう努力しなくてはいけません。ななは今、絶好調です。思慮深くて人懐っこくて賢いワンちゃんです。
外の世界をよく観察して見ています。匂いで嗅ぎ分けてます。そんなななの様子を見ることができる散歩は毎日飽きることなく楽しみの一つになっている。