昨日は長年の思いがかなって、みちのくの小さな城下町三春の満開の滝桜に逢うことが出来ました。早朝6時前に家を出て北陸道から磐越道に入り、途中で何度も休憩をとり午後1時過ぎにやっと福島県三春町に到着です。小高い山の上に千年も生き続けているというエドヒガン系の紅枝垂桜(ベニシダレザクラ)、今では国の天然記念物の指定を受け日本三大桜に数えられ、その威風堂々の姿は大勢の人を惹きつけていました。
平日というのに何十台もの観光バスで、1万人もの人たちが押し寄せている光景にも驚きでしたが、とにかく滝桜の周りには大勢の人でシャッターを切るのも一苦労・・・。桜の花の美しさは枝ぶりともいわれますが、ぐるっと角度を変えて見ればその枝ぶりの見事さ伝わって、滝に例えられていることを実感です。
また三春の滝桜へは高速道の整備やインターネットの普及もあって、全国から大勢の人たちがやって来て、そのために根元が踏まれて硬くなってきたことで何年か前に遊歩道ができました。平成になって毎年、堆肥による土壌改良や冬の雪にも耐えられるよう枝先は太い丸太で支えられ、古枝剪定の足場かけなどその管理の大変さも伝わってきます。そして今年喜寿を迎える友人と、元気でまた滝桜に逢いに来ようねと、楽しい感謝感激の一日でした。
そんなことで「桜を未来に」と呼びかける日比谷花壇のHP「ソメイヨシノの寿命60年説は本当か?」で、“寿命は環境がつくる”に納得です。
http://sakura.hibiyakadan.com/page.jsp?id=4808545
ところで孫たちが先日の上棟式の餅まきは初めてと書き込んでから、ふと3年ほど前に根知谷のTチャンの新築でも経験しており、法被姿の孫が地元のタイムス紙に掲載されていたことをすっかり忘れていました。さらに2012年10月12日に上根知保育所の改築工事でも餅まきが行われ、私も出かけたことを書き込んでいました。
我が記憶とはいい加減なもの・・・、もう一度訪れたいと思ってもなかなか行けない所が多いだけに“記録は記憶”と写真を貼り付ける春本番の毎日です。