温帯低気圧に変わった台風18号でしたが被害は宮城県にも広がり、TV画面から堤防決壊などの豪雨の爪あとが伝わり、自然の猛威に打つすべもない悲しさと行くへ不明者の多さに心が痛みます。
市内を流れる1級河川の姫川は“暴れ川”とも言われ過去にも氾濫がありましたが、H7年の大水害から比較的静かに治まっています。霧雨の午後の姫川本流は水量が少なく、この流れにほぼ直角に流れる姫七発電所の放水口は濁流です。いつもヒスイ色のきれいな清流も一たび上流に雨が降るとこの通りで、さすがに今日は鮎釣りを楽しむ人たちの姿は見当たりません。
清流といえば昨日、友人宅でいわて岩泉の「龍泉洞 じっ茶・ばっ茶」という穀物ブレンド茶をいただきました。東北支援で購入しているとのことで、これがまた美味ですべて国産原料の黒豆や大麦、玄米にアワやキビなどが入った香ばしさです。たかがお茶といわれそうですが、龍泉洞の水にこだわった商品で「じっ茶ばっ茶」のネーミングもローカルでいいですね。カフェインゼロなので早速、隣りの孫たちにも「サッカーの練習のときに飲んでね」と・・・。
ところでこの龍泉洞、どこかで聞いたことがあるなあと思っていたら、青海町議の時に一度訪れていたことを思い出しました。青海総合文化会館建設の時に自然史博物館を併設することになり、日本三大鍾乳洞ということで視察に行ったのではと・・・、となれば故小野健さんもご一緒だったはずですが記憶も定かでない情けなさです。“災害は忘れた頃に・・・”を心して、先ずは飲料水からと災害グッツに目を凝らす東日本大震災から4年6ヶ月目の一日です。