すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

国会を包囲した12万人と「特定のエリアの一時点における人数」

2015年09月12日 | 日々思うこと

昨夜はブログを早めに書き込んでから、報道ステーションやYou Tubeで参院特別委員会を視聴です。民主党の福山哲郎議員の質問は、自衛隊が武力を行使する「存立危機事態」での後方支援について、安全確保の規定が明確に書かれいないことを追求です。安倍首相が過去の答弁で強調してきた自衛隊員の安全確保といい、中谷防衛大臣の答弁もブレブレで審議が中断です。このように疑問点も多く議論の深まりが見られない中で、採決の日程だけが一人歩きをしている安保関連法案であることが伝わってきます。

次に10日の参院特別委員会で民主党の藤田幸久議員は、30日の国会を包囲した主催者発表12万人という中での警察発表3万3千人の根拠について質問です。警察庁審議官は、「警察としては全体の参加者の数を発表する立場にない。あくまでも警察活動に必要な範囲で特定のエリアの一時点における人数の把握をしただけ」という驚くべき答弁でした。

当日は国会前だけでなく、日比谷公園や財務省・外務省前道路、国会裏なども参加者であふれたことで周辺の地下鉄駅の出口が封鎖されました。そんなことでその数はどう見ても3万3千人とは考えられないことでしたが、「特定のエリアの一時点における人数」となれば実態を反映しない数字であることに他なりません。

そういえば日曜日の「そこまで言って委員会NP」で、「参加者12万人はサバを言っている」などと厳しく批判でしたが、警察発表の数字をそのまま報道したNHKをはじめとするメディアはこのことをどう受け止めたでしょうか、これからは当てにならない警察発表を使うのはやめましょう。(笑)

今日は青空の下、近くのシーサイドパーク多目的広場で少年サッカー「ひすいカップ」という大きな試合に、朝から県内外の子どもたちが大集合です。観戦する人たちもいっぱいで、さてその数は・・・、周辺の駐車場の車をざっと数えてみると、アルビレックスジュニアチームのバスもあり約100台程でした。(笑)

そして「♪青い空は青いままで 子どもらに伝えたい」と、地球上で争いのないことを願う週末です。明日は上越市で「新潟県母親大会」が開催されます。