すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

総裁選逆切れのアベさんと嘘のなかった樹木希林さん

2018年09月18日 | 日々思うこと

17日夜のTBSニュース23、自民党総裁選の二人の候補者が登場です。番組で星キャスターに加計学園問題で理事長とゴルフを重ねていることについて問われたアベ首相、「ゴルフに偏見をもっている。スポーツですよ」と・・・。どうもこの首相はまともなコミュニケーションが出来ない人であることが情けないほど伝わってきます。

「許認可権持ってる行政官が業者と接待ゴルフをしたら談合になるのでは」という話をしているのに、アベ首相は「ゴルフではなくテニスや将棋ならよいのか?」とムキになっての反論です。対する石破さんといえば「許認可権持ってる期間はやりません」ときっぱりです。

もはや政策論争以前の「まともに人の話が聞けるかどうか」という低レベルなことが争点になりつつある総裁選です。こんな人を神輿にしている圧倒的多数の自民党も問題ではないのかと痛感です。

14日付けのLITERAも痛烈です。安倍首が総裁選討論会で嘘と逆ギレ連発

そんな中で、味のある女性を演じ続けてきた樹木希林さんが去る15日、75歳の人生を閉じました。05年に乳がんの手術を受け、その後全身にがんがあると公表していた希林さんでしたが、たくさんの言葉を残し、その行動にも目を見張ります。

【強すぎる。樹木希林の名言】から、


1 やったことがほんのわずかだもの

  やり残したことばっかりでしょう。

  きっと ひとりの人間が 生まれてから死ぬまでの間

 本当にたわいもない人生だから 大仰には考えない


2 靴下でもシャツでも 最後は掃除道具として 最後まで使い切る

  人間も、十分生きて 自分を使い切ったと 思えることが

  人間冥利に尽きるということだと思う

  自分の最後だけは きちんとシンプルに 始末することが最終目標

東海テレビ戦後70年 樹木希林ドキュメンタリーの旅『父の国 母の国』から続くシリーズも圧巻です。http://tokai-tv.com/sengo70nen/#page2