すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

国も地方も“お任せ民主主義”からの脱却へ

2018年09月30日 | 日々思うこと

9月も終わりの日曜日、台風を気にしながら午後から市内焼山温泉での6区梅谷守後援会の交流懇親会へと車を走らせました。6月の知事選に挑戦した池田ちかこさんや選対本部長だった菊田まきこ衆院議員が来られるというので出席をすることにしました。

第一部は時局講演として、菊田まきこ衆院議員や上越市選出の秋山みえこ県議、池田ちかこ前県議が登壇し、先の選挙やアベ政権を取り巻く政局、花角知事の県議会の様子などを話されました。また梅谷守十日町後援会として、十日町市の太田ゆうこ議員らも応援に駆けつけ力強い声を聞くことができました。

太田ゆうこ市議は現在6期目で、20数年前に市議初挑戦というので、私は電車を乗り換えて応援に出かけました。当日は悪天候で、集会が終わっての夜の帰りの電車が大幅に遅れ、深夜に帰宅したことを思い出しました。

梅谷守さんも昨年の衆院選での惜敗もあり、これからの日本のあり方を明確に訴えました。やっぱり“選挙は熱伝導”で熱くならなきゃ勝てず、また議員(政治家)を選ぶということの責任と“お任せ民主主義”では国も地方もよりよくならないことを感じるひと時です。

第二部の懇親会では、和気あいあいの交流で会話が盛り上がりました。マイカーで出かけたことで台風接近を気にしながら少し早めに帰途に着きました。

ところで26日の国連総会でのアベ首相の演説の中で、「自由貿易体制は、アジア諸国を順次離陸させ、各国に中産階級を育てました。背後には、1980年代以降、日本からこれら諸国に向かった大規模な直接投資がありました」と、背後をセイゴと誤読し、SNSでは「セイゴ首相」と呼ばれているようですね。

そういえばアベさん、昨年1月の参院本会議でも「云云(うんぬん)」を「デンデン」と答弁したことがあり、ルビをふるべきだったのかもしれません。(笑) 経済学者で慶応義塾大学金子勝名誉教授は「“うんこ漢字ドリル”で漢字テストを課すことをお勧めします」と・・・。問題はアベ首相の単なる無教養ではなく、「それは違う」と間違いを指摘してくれる人が周りに一人もいないということではないでしょうか。

そして今回の国連総会でのアベ首相、国民軽視で“アメリカのための政治”を明確にしたことがいくつかあります。先ず、農産物を売り渡す関税撤廃と、自動車を守る関税維持、 安保法制により高額な軍事兵器買って、財源不足は消費税アップと福祉切り捨であることがみえてきました。

そんなことで漢字も正しく読めない総理大臣に外交させている日本は何とも“不思議な国”ですが、それでも自民党支持率が下がらない国民性を憂いてしまう9月最後の一日です。