すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「NO NUKES!」 核のない平和な世界へ

2019年01月03日 | 日々思うこと

正月3日目、隣りの下の孫が午後からやって来て、しばしオセロの新春対戦です。四隅をすべて押さられたことで勝算は低く完敗し、悔しいというよりも先を読めない我が思考回路に情けない思いです。

先を読むといえば、2011年3月の福島第一原発事故の影響でドイツはエネルギー政策をいち早く転換し、2022年までに17基の原発の全廃を決めました。原発事故が起きた当事国の日本政府といえば、原発再稼働を進めていることで全国各地では批判が高まり、脱原発「NO NUKES!」の声が年々大きくなっています。

女優の吉永小百合さんも核のない世界を訴え、平和は願うだけではなくその行動を呼びかけ続けています。

そして昨日書き込みの経団連の中西会長といえば、沸騰水型原発を作る日立製作所会長ですから、原発計画への言葉は重く各方面への影響が大きいことが伝わります。

東京電力ホールディングスが、国内最大級となる洋上風力発電所の建設を計画していることが分かりました。原子力発電1基に相当する100万キロ・ワットを超える発電能力を想定し、千葉県銚子沖などを候補地としているそうで、世界の潮流となっている再生可能エネルギーの拡大に活路が見出せそうな動きです。

また新潟県の米山前知事も昨日のフェースブックで「今や適切に計画すれば、安全対策を施した原発1基分の費用(1兆円)で、原発1基分の電力を生み出す風力発電が作れます。勿論メンテナンスや設備更新は必要ですが、燃料不要で廃棄物を生まず、避難体制の整備も不要で、風評被害もありません。時代は変わっています。」と・・・。

夕方6時10分頃、熊本県を震源とする震度6弱の地震発生で、九州では震度3以上の地域が広がり、玄海原発や川内原発が気になりました。地震などの自然災害に人は成すすべがありませんが、原発や戦争に怯えながら暮らすのではなく未然に防ぐことができることを忘れてはなりません。

今夜はお隣りの手巻き寿司をご馳走になり、和やかさの中で平和である暮らしをかみ締める終日です。そして年を越していつも取り掛かる年賀状が、パソコン不調のために進みません。近年はSNSでご挨拶をする人たちが多くなっていますが、松の内には何とか届くようにと思います。