「3・11」の昨日の被災地は朝から冷たい雨で、悲しみの8年目がメディアから伝わり、復興とは忘却でないことを痛感です。時事通信の「東日本大震災に関する世論調査」で、地震で被災した地域の復興が「進んでいない」と47.6%の人が回答で、東京電力福島第1原発事故の被害からの復興について「進んでいない」の合計が74.8%に上っています。
今日は午後からビーチホールまがたまでの「春の市民決起集会」へ出向き、「消費税10%への増税中止!」「アベ9条改憲やめて!」、「原発再稼働反対!」「核兵器禁止条約を批准せよ!」など多くの声に耳を傾けました。さらに今年は「沖縄辺野古基地建設反対!」も上がり、たくさんのパンフなどを持ち帰り目を通しました。
また沖縄タイムスによると、「防衛省は7日、国会内で開かれた野党合同ヒアリングで、地盤が沈下する可能性を認めた」と伝えています。一方で、東京国際空港(羽田空港)や関西国際空港などを挙げ「施設の供用に伴い年月をかけて沈下するのは一般的なことで珍しいことではない」と説明なので驚きです。
9日付け朝日新聞DIGITALでは、「東京電力福島第一原発事故の対応費用が総額81兆~35兆円になるとの試算を民間シンクタンク日本経済研究センターがまとめ、経済産業省が2016年に公表した試算の約22兆円を大きく上回った」と・・・。81兆円の内訳は、廃炉・汚染水処理で51兆円(経産省試算は8兆円)、賠償で10兆円(同8兆円)、除染で20兆円(同6兆円)と試算し、経産省試算との大きな違いが伝わってきます。
いずれにしても復興への道のりは遠く、特に世界で類を見ない原発事故による原子炉からのデブリ取り出し作業には気の遠くなる思いです。
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※CAP・にいがたからの「糸魚川ワークショップ」のお知らせです。
“子どもを暴力の被害者にも加害者にも傍観者にもしないために”
日時:2019年3月16日(土) 1回目 10:00~12:00 2回目 14:00~16:00
会場:糸魚川市ふれあいセンター ビーチホールまがたま 研修室
◎ワークショップは劇を交えての楽しい内容で、どなたでも参加できます。(協力・CAP・じょうえつ )
CAP(キャップ)とは Child Assault Prevention 子どもへの暴力防止
『安心・自信・自由』は、おとなにも子どもにも大切な権利です。おとなは子どもが、いじめ・不審者・虐待・性暴力などの暴力にあうことが心配です。でも心配だからと言って24時間一緒にいることはできません。そんなときにとても役立つ方法がCAPプログラムです。子どもには自分を守る方法を教え、おとなには子どもの持つ力を信じ、どのように支えていくか、また、いじめや性暴力を受けた子どもの話をどのように聴いたらよいか具体的な方法を伝えます。