昨25日は穏やかな天候の中、市内で開催中の“雁木通りの春を呼ぶひな人形展”へと出かけました。広域商店街27店舗が参加しており、先ず最初に築86年の町屋の旧倉又茶舗で、芥子雛(けしびな)などを拝見です。
15センチ以下の小さな雛を芥子雛というそうで、今年初めてお目見えのフルセットの芥子雛はかなり古そうで推定100年、木箱には「眼楽亭久月」の文字がありました。
こちらの土人形も100年以上も前という珍しいもので、お内裏さまがないことで雛人形ではなさそうですが、とてもいいお顔をしているので惹きつけられました。また旧倉又茶舗で飾られているお雛さまは殆んどが寄贈されたもので、大切に扱われていることが毎年の展示から伝わります。
ところでNHK朝ドラ「まんぷく」もいよいよ最終週になり、このいいお顔の土人形を日清食品の創業者の安藤百福(ももふく)さんの妻の仁子(まさこ)さんと重ねました。
今日は気温14度の暖かさで、上越の孫の子守りに急に行くことになり、上越市の気温はさらに上昇です。幼稚園が春休みの孫と、動物パズルや“かこさとしのからだのすごろく”で、トランプの“神経衰弱”では幼い孫を甘くみていた私はタジタジ状態です。まさに“真剣衰弱”となって、孫の成長に驚きながら夕方5時に帰途に着きました。
国道8号の上越市名立辺りでは、フロントガラスに大きなミゾレが叩きつけて、その後は本格的な雨降りです。朝の穏やかな天候は一変して春の嵐と変わり、気温も低下し薄暗くなった中をやっと帰宅です。そんなことで何だか疲れてしまい、夕食もいたって簡単に済ませてしまう終日です。