すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「国際ご当地グルメグランプリ」と「街なかコレクション」と

2015年10月04日 | 日々思うこと

土日曜日の孫たちは上越でのサッカー「デポ杯」と「日報杯」の試合で朝早くから夜遅くまで出かけています。今日の愛犬との散歩は、朝方に雨が降ったので花粉の飛散が少ないことで家の近くの市道(八久保中脇線)を歩いてみました。“ハマナスロード”の花壇も近年では雑草が生い茂り、ブタ草の中からいつの間にか黄色いセイタカアワダチソウが背丈程になっているので繁殖力に目を見張りました。

昨日から糸魚川駅周辺を中心として「国際ご当地グルメグランプリ」と合わせて「街なかコレクション」が開かれています。先ずは、登録有形文化財の旧高野写真館へ・・・、どこからともなく金木犀の香りが漂うレトロな雰囲気です。2階のスタジオでは写真家、濱谷浩さんの『見てきた中国』(1958年河出書房新社)や『昭和女人集』(1985年毎日新聞社)、『昭和男性諸君』(1989年朝日新聞社)などの写真集が陳列されており、丁寧にページをめくると何だか写真に言葉があるように感じました。濱谷浩さんは1915年生まれで、今年は生誕100年記念展が各地で開催されており、報道写真家の笹本恒子さん(1914年~)とは同世代です。

ヒスイ王国館では「諸流派 華道展」を見て駅へと急ぎ、トキ鉄で上越からやって来た娘家族と合流です。駅北口と商店街を特設会場に全国各地からご当地グルメ56が出店され、お昼時とあって多くの人で大にぎわいです。こちらの方の写真は、行列の中で順番に並んでお目当てをゲットし、その次は席を確保して食べることに夢中で撮り忘れです。(笑)

その後は4人で商店街をそぞろ歩きで、中村平安堂の旧家の着物展などを見たりし、途中で孫は相性の悪いレルヒさんのゆるキャラを見て「こわい!」と叫び泣き出してしまいました。眠くなったこともあり、駅前で別れて帰途に着きましたが、私も昨夜はラグビーWカップ、サモア戦を観戦していたことで寝不足気味・・・。雨が降らないうちにと隣りの孫たちの家の花壇のバラの手入れを夕方まで頑張り、その後は出店で格安で求めたばかりの三条市YUKIWAのステンレス製コーヒーポットでお湯を沸かして、コーヒーを淹れて至福のひと時です。そんなことで今夜は珍しく早めの書き込みです。


アベ首相、質問の答えになっていません!

2015年10月02日 | 日々思うこと

昨夜から心配した爆弾低気圧、それほどの被害がなくホッとして朝を迎えましたが、庭の植木鉢は見事にひっくり返っていました。同じ市内でも場所によってはかなり強風だったようで、まだ稲刈りが終わっていない雨飾山麓の根知谷のお米が気になります。

昨日の続きで恥ずかしいほど気になったことの一つに、ニューヨーク国連でのアベ首相の発言です。会見の質疑応答で海外の記者に「日本がシリア難民を受け入れる可能性は?」と質問されたアベ首相、何をカン違いしたのか「(難民受け入れは)人口問題として申し上げればですね、いわば我々は移民を受け入れるよりも前にやるべきことがある。それは女性の活躍であり、あるいは高齢者の活躍であり、そして出生率を上げていくには、まだまだ打つべき手があるということでもあります」と・・・。

「難民を受け入れるのか」と聞かれているのに、「女性と高齢者の活躍と出生率を上げるのが先」とはまったく回答になっていない“バカ丸出し”ではないかと受け止めました。ドイツがなぜこれほど積極的に難民を受け入れているかといえば、労働者の確保という観点だけではなく、先の大戦における反省から国際貢献としての責任があるのは言うまでもありません。それに引き換え日本のアベ首相といえば、難民受け入れという国際貢献を果たす気などまったくないようで、「積極的平和主義に基づく国際貢献」などは口先だけのことで“本音見えたり”の恥ずかしき発言です。

回答といえば5年に一度の国勢調査、9月半ば頃にインターネットで回答するつもりで青い封筒を受け取っていたものの、忙しさに任せて回答期限の20日が過ぎて気がついたのが翌21日でした。さてどうしたものかと“バカ正直”に市から委託された人が来るのを待っていたら、月末に茶封筒を持って再度の来訪です。「20日を過ぎてもまだインターネットで回答できます」ということで驚き、恐るおそるPCを開くとまだ大丈夫で、捜索ガイドに従ってしっかりと回答することができました。アンケートでは次回もインターネットで回答と・・・、それには先ず元気で認知症にならずにPCに向かうことが第一条件ですね。(笑)

そして恥ずかしき回答を世界へ発信したアベ首相、来週7日には内閣改造を行う予定で早くも自民党役員を留任する意向です。来年夏の参院選を意識して「女性の活躍促進」を引き続き重要政策に掲げていますが、その人事といえば“靖国大好き”な首相お気に入り議員のオンパレードになることでしょう。

ところで澤地久枝さんがメジャーにした「アベ政治を許さない」、96歳の俳人の金子 兜太(かねこ とうた)さんにあやかって漢字で書くほどではと、私も安保法案成立から「安倍」でなく「アベ」と綴っています。また元戦犯の飯田進さんのことは、その著書を読んだという友人から伺いました。『地獄の日本兵』や『魂鎮への道』、薬害エイズをめぐる『青い鳥はいなかった』など、たくさんの本を書かれていることも知り、思いを記録に残すことの大切さを感じる昨今です。


神無月、気になることがいっぱい・・・

2015年10月01日 | 日々思うこと

あっという間に一年の4分の3が過ぎて今日から10月です。衣替えなど日々の暮らしの変わり目でもあり、身近なところでは地域の基幹産業でもある電気化学工業(株)が、今年創立100周年ということもあり社名を「デンカ株式会社」に変更です。「デンカビックスワン」をはじめとし、海外でも社名を呼びやすくということです。そして国道沿いの近くのガソリンスタンドも元市長のYさんが経営していましたが、今日から川崎商会の経営となり変わりゆく地域の変化を感じます。

また国も今日からスポーツ庁と防衛装備庁を新たに発足です。スポーツ庁はともかく、気になるのが防衛装備庁で、陸上・海上・航空の各自衛隊の防衛装備品の効率的な調達を図るため、研究開発から調達までをまとめて担う部門で、防衛省の外局として武器の輸出も手がけるそうです。

さらに気になるのは赤ちゃんから高齢者まで、国内に住む全ての人に12桁の番号が割り振られる「マイナンバー」制度です。10月から個人の番号を記した「通知カード」が世帯ごとに全員分まとめて送られるそうですが、基礎年金番号の流出問題もあり注視してゆかねばなりません。

変わらないといえば川の流れで、近くの姫川も上流に雨が降らない日が続くとヒスイ色の清流が海に流れます。そして先月は安全保障関連の書き込みが続き原発問題にはノータッチでしたが、東京電力福島第1原発の排水路から放射性物質を含む雨水の外洋流出が繰り返されていることも気になる一つです。

さらに昨日、原子力規制委員会は、福井県の高速増殖炉原型炉「もんじゅ」で機器の安全上の重要度分類に多数の誤りがあったという驚くべきニュースです。運営する日本原子力研究開発機構は誤りの総数を把握できておらず、規制委は「極めて異常な状態」と指摘です。「もんじゅ」は燃料のプルトニウムを「増殖」する次世代原子炉と期待され国を挙げて開発を進めてきましたが、20年以上も動かないこと事態が異常ではないでしょうか。

ところで今朝は太陽の日差しで布団を縁側に干しましたが、雲行きが怪しくなって午後3時過ぎには低気圧の影響で市内では風速23mを超える強風を記録です。深夜から朝方にかけて大荒れ予報で、JRなどの各線も運休・・・。週末の市内ではイベントが盛りだくさんで、気になることがいっぱいの神無月のはじめです。