Shevaのブログ
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サイモンのインタビュー




サイモンのファンサイトがUPしたサイモンのインタビュー、めちゃおもろいの~。
これはドイツ語で彼が喋っているのを英語に直しているので、ちょっと可哀相ではありますけど。「えっと、その~、なんて言うんだっけ?」が多いので。
彼はドイツ語だからインタビュー受けたのかしら?

おもしろいのは、彼がワグナーのジークムントをフランツ・ヴェルザー=メスト(Franz Welser-Möst)指揮のコンサートで歌いたい、と語っていること。言うまでもなくジークムントはテノールの役だ。
「ジークムントは(キーは)そんなに高くないんだよ。」(だからギャンビルさんの当たり役なのかしら。)
これ、アメリカまで行って、聴きたいわ。さぞステキでしょうね。
(Sardanaさま、ご指摘ありがとうございました。)
でも彼は言っている、「1回でいい。これを4週間、毎日6時間も歌うのは無理。」

それから、面白いのは、「マイク嫌いなんだよ」。
マイクを落したりしてるし。「あっ、ごめんなさい。」

年に何回パフォーマンスしてるの?
「わかんない。」
彼らしー。

「マネージャーが電話してきてさ、あしたはウィーンでどうたら…」

「母国語でしゃべれる日があまりないので、フラストレーションがたまるよ」
そうでしょう。

自分の歌の音楽を流されるとさっさと興味なさげに絵を描いている!
アーティストですね。

ワインの話。






ロシアの話。

「オネーギンは?」
「オネーギンを歌え!」
「…」

オネーギンはまだやってない、という話。(Sardanaさんに前教えていただいた話ですね。)
「でもいつかはやるんでしょうね。えんえんと加わっていくレパートリーの一つで」
「この役は大変だよ。」

「…が僕に言うんだ。
“どうしていつも、ジョヴァンニやドン・カルロやジェルモンを僕がオファーすると断るんだい?”
“うちに帰りたいからだよ。”」

ハンプソンとの違いを突っ込まれて、
「マスコミには僕の全てを話す必要はないと思ってるよ。」

サイモンは英語の歌よりもドイツ語やフランス語の歌の方に親しんでいる。ウィリアムブレークは好きだけれども。
「シューベルティアーデでフランス語の歌を歌えないかな?」
「ダメ。」

To be continued






An interview with Simon Keenlyside
at Bayerischen Staatsoper July 2004
Japanese translation index

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