暑寒の戯言

北海道の空から・・・・

御前橘

2006-03-20 | 暑寒の花達

ゴゼンタチバナ(ミズキ科)「御前橘」 2002.06.23 暑寒別岳

ミズキ科の常緑多年草。中部地方以北の山地の針葉樹林下に群生する。高さ七~一五センチメートル。茎の下部は木質化して鱗片がある。葉はおおむね楕円形で、先はとがり全縁。葉序は対生だが見かけは四~六枚ずつ輪生のように見える。夏、茎頂に短い柄のある花序を直立し、白い花弁のような四枚の総苞(ほう)片が平開して多数の微小な淡緑色の花をあらわす。果実は径一センチメートルぐらいの赤い球形で、多数集まってつき、甘味があって食べられる。
名の由来は「御前」は加賀の白山の主峰御前峰のこと。「橘」は葉と実がカラタチバナと似ていることからきた。

花言葉は耐久