我的網球日記

昨日の自分を越え、身近な幸せに感謝するための自叙伝!

和縁の輪

2005-11-19 | テニス&スポーツ (網球&運動)
そう、このタイトルは上海でコーチをしている椙田さんのブログのタイトルです⇒http://masato-waennowa.air-nifty.com/blog/

二日目は昼に後輩達と『上海蟹』を喰らい、僕は椙田さんのコーチングを見学に行きました。後輩達はマスターズに三人で出かけました。最初は中国にビビッていたけど、さすが体育会!僕の中国に対する振舞いを学習したよう、どんどん逞しくなっていく。ダフ屋の交渉も行き帰りも彼等達だけでできるようになりました。『上海蟹』のフィンガーボールには皆撃沈しましたが(笑)。

まず、椙田さんのテニススクールについて。ヘッドコーチの福原さんにお会いして話をした所、上海のテニス事情は北京のそれとは全く異なるよう。彼等はテニスコートを持たない言わばソフトの面でのサービスに特化している。テニスコートは中国にはホテルを始め非常に多い。だが、教えるコーチは近年のテニス人気に追いついていない。しかも、彼等は日本人駐在員(特にその子供や奥様)をターゲットにしている。細かい数字は分らないが、上海の日本人駐在員は飛躍的に増えていると聞く(ちなみに北京は留学生を含めて日本人は10年前から変わっていないそう)。彼等は昼は駐在員の奥様・夕方はその子供達を中心に教えている。中国人にはきめの細かいサービス(コーチング)はまだできないし、日本語の面で差がついてしまう。慣れない中国生活を豊かにする意味でも、日本人の集まりがあるのはプラスになるし心強い。そうそう、僕が所属している北京のテニスサークルPFCのような強いチームが、上海には3、4つあると言う(PFCは上海に遠征に行った事あり)。その辺り、政治の中心で気候が厳しい『北京』と商業の中心で住みやすい『上海』の違いが出ているのかもしれない。


その日は、椙田さん・福原さんのコーチングを覗きました。当日は、日本人小学生だけでした。日本人特有の真面目な性格はあまり変わりの無いものの、外国にいるせいか少し開放的な気がする。初対面の僕にもニコニコしながら、臆さず喋りかけてくるし(可愛いねぇ~)。
椙田さんのコーチング見て、色々勉強になった。一クラス一時間という少ない時間のため、集中していかにボールを多く打てるかが徹底されていた。球出し中に常に「1.2.3!」とリズムを取り、「しっかり下がって打つ」「止まって打つ」「ボールが出てから走る」とか随時アドバイスを与えていた。そして、新しくメニューが始まる前に生徒に各自「ショットの改善点」「メニューの理解」を確認させて練習に集中させていた。小学生の初中級で、前後の球出し『スペインドリル』をやっているのには驚いた。早くフットワークを覚えるには、確かに球数こなした方が良いので参考になった。後は、サーブのメニュー①正面向いて足を動かさずに遠くへ打つ②横向いて足後かざす打つ など小学生には最も難しいサーブの段階的な練習⇒盗ませて貰います。厳しさの中にも優しさがあり、礼儀や振舞いなど成長するに従って必要な人間形成にもプラスになるようなコーチングだった。


僕の場合は中国語・英語でコーチングなので、難しい事は確か。でも、自分のコーチングに不足している『組織力』『厳しくする』という点に改めて気付けた。うん、頑張ろう♪

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