去る7/12渋谷宮下公園にて「中国政府によるウィグル人虐殺に対する抗議デモ」を観て来ました。
詳しい様子はこちら⇒http://www.youtube.com/watch?v=bfRj4QtmcI8
また、発端となった6/26中国広東省で起きた事件⇒http://www.youtube.com/watch?v=YEko0KL2Jc4
「デモ」と言うと危険な暴力的なイメージがつきまとうが、
本来は公の場で集団で自らの意思や主張を示す非暴力的な行為でもあります。
今回のモノも、決してウィグル独立を目指す過激なものではない印象は受けました。
8月に中国広州へ赴任するということもあり、
タイムリーな話題なためこの目で見てきました。
実は私が留学準備の際に習った中国語の先生は新疆ウィグル人です。
留学中は新疆ウィグルへ行き、先生の妹さんの結婚式に参加してきた
という接点もあります。
先生は新疆大学-清華大学-京都大学という学歴を持ち、
人物的にも温厚で人望のある方です。
その方が、日本で中国語を教えることにどんだけ葛藤があったか?
今まで考えたこともありませんでした。
先週、先生から「(私の)壮行会を快く祝えないかもしれない。
未だ家族と連絡が取れないので…」と言うメールがありました。
私はちょっと中国行って新疆にも行ったからか分かった気になっており、
TVを観て評論家を馬鹿にしていた自分が恥ずかしくなりました。。。
TVを観ているとどこかドラマのようにフィクションで現実感が無い。
先生のことを思いやれない自分の傲慢さにハッと気付きました。
確かに、私達日本人は単一民族のため、
非常に理解しがたい問題です(単純に中国が悪いとかいう話でもないと思う)。
「マスコミの情報だけでなく、自分の眼で見て
自分の頭で判断できるようになりたい」とつくづく思います。
先生はただ、「真実を確かめるのも大事ですが、
第三者の目になるということも大事だ」とメールをくれました。
日本はどう考えても第三者として、
この問題を仲裁・意見できる立場では現在ない。
せめて、国単位でなく個人として
いつかはそういう公平な人間になりたい。
非常に難しい命題ですが、
中国に行っても事あるごとにこういうことは考え悩み続けたいと思う。
今白黒つけるのでなく、グレーな状態で頭の隅で抱え続けようかと。
詳しい様子はこちら⇒http://www.youtube.com/watch?v=bfRj4QtmcI8
また、発端となった6/26中国広東省で起きた事件⇒http://www.youtube.com/watch?v=YEko0KL2Jc4
「デモ」と言うと危険な暴力的なイメージがつきまとうが、
本来は公の場で集団で自らの意思や主張を示す非暴力的な行為でもあります。
今回のモノも、決してウィグル独立を目指す過激なものではない印象は受けました。
8月に中国広州へ赴任するということもあり、
タイムリーな話題なためこの目で見てきました。
実は私が留学準備の際に習った中国語の先生は新疆ウィグル人です。
留学中は新疆ウィグルへ行き、先生の妹さんの結婚式に参加してきた
という接点もあります。
先生は新疆大学-清華大学-京都大学という学歴を持ち、
人物的にも温厚で人望のある方です。
その方が、日本で中国語を教えることにどんだけ葛藤があったか?
今まで考えたこともありませんでした。
先週、先生から「(私の)壮行会を快く祝えないかもしれない。
未だ家族と連絡が取れないので…」と言うメールがありました。
私はちょっと中国行って新疆にも行ったからか分かった気になっており、
TVを観て評論家を馬鹿にしていた自分が恥ずかしくなりました。。。
TVを観ているとどこかドラマのようにフィクションで現実感が無い。
先生のことを思いやれない自分の傲慢さにハッと気付きました。
確かに、私達日本人は単一民族のため、
非常に理解しがたい問題です(単純に中国が悪いとかいう話でもないと思う)。
「マスコミの情報だけでなく、自分の眼で見て
自分の頭で判断できるようになりたい」とつくづく思います。
先生はただ、「真実を確かめるのも大事ですが、
第三者の目になるということも大事だ」とメールをくれました。
日本はどう考えても第三者として、
この問題を仲裁・意見できる立場では現在ない。
せめて、国単位でなく個人として
いつかはそういう公平な人間になりたい。
非常に難しい命題ですが、
中国に行っても事あるごとにこういうことは考え悩み続けたいと思う。
今白黒つけるのでなく、グレーな状態で頭の隅で抱え続けようかと。