テニス仲間 in長安

6月其日、彼は稲妻のごとく現れた。
早朝、ガンラン戦を最後に長安を去る○坂さんの送別朝練テニスが行われ
た。朝だと言うのに結構な人数が参加した。長安チームの優しい面々、感謝を黄色いボールに込めてラリーを楽しむ。初夏の香りが残る涼しい朝、爽やかな汗を流し彼は「また会いましょう！」と去って行った。皆さんの心にちょっとばかりの哀愁を残して…
午後その男は長安国際ホテルの前に、「ズデーン」と仁王立ちしていた。一瞬目を疑った？テニスには似つかわしくない筋肉隆々の体型。電話でやりとりしていた爽やかな営業マン 風の男性は…？良く見ると、軍パンを履き同じく迷彩柄のメッセンジャーバックからテニスラケットのグリップらしきものが見える。恐る恐る挨拶すると、電話の声主である爽やかな笑顔「○木さん」に間違いないんだなｗタクシーを引き返しコートで、早速乱打。全然スピンに合わず、球が振り遅れるばかり。ふと、ラケットを見たら黄色い球で毛羽立っていた。。。強烈！　その後、長安メンバーがぞろぞろ集合。強烈なスピンと大きな身体に似つかわしくない（失礼）アングルボレー、皆圧倒される。老畠山と○坂さんの惜別の思いも束の間、強烈な存在感で君臨することに…


日曜日は、このブログを通して巡り合った友人（ジャイアンと呼ぶ）の送別テニスで紅白戦をやりました。ジャイアンは風貌はいかついのだが、非常に優しくいい奴で（…て先輩ですが）創世記の長安チームを引っ張ってくれました。また、僕のテニスにも多いに影響を与えレベルUPできたと感じております。東莞から福州へ異動とのことですが、今後も中国大陸でテニスを通してまた会える日を楽しみに待ってます！！！

つくづく、スポーツを通して出会う人々は掛け替えの無い存在になるものです。東京でも既に帰任されている老畠山さんなどに会う予定。縁に感謝すると共に、今後も関係を大事にして行きたい

中秋の名月

もうじき帰国。会社に提出する出張報告書を書くため去年のを引っ張り出してきたのですが、日程が全く一緒で笑えました。今回は9/30成田着10/6関空から中国戻りで、東京には10/4昼までしかおりません（実質3泊4日）。ご挨拶できない方は申し訳ありません！

一昨日22は中秋節（日本で言う中秋の名月でしょうか？）でした。深圳でテニスをして来たのですが、いつものローカル私営バスが10元→30元に値上がり！ぼられたのか？と思いましたが、祝日と言うこともあり大人しく従う（帰りの公営は値上がりしてなかった）。皆手に月餅を持ち、家族の下へ向かっているような感じ。この若い人々も一家団欒を大切にする習慣は、日本人の僕からすると非常に良いことだと羨ましく思います。日本と違い、中国は競争も激しく人も多いから家族の団結無しではこの社会で生き抜いていけないからなのでしょうが…。中国人にとっては、旧正月に次いで大事な祝日だそう。日本は祝日が一杯あるけど、余りその日その日の意味を考え祝う事はまずない。やはり、生活が忙しいのかもしれないな。

写真はデパート前の広場で遊びはしゃぐ小皇帝。この辺は皆結婚が早いし、子供が多い（関連グッズ商店もたくさん）。さて、日本はどうなんでしょうか！？楽しみだ。

僕のいる街

写真は所謂BAR。ＫＴＶより安くカクテル・ビール・ウイスキー1杯30～50元、人数に限りがあるものの暇ならお姉ちゃんが相手してくれる。またＵＳオープン観に行こう！

昨日広州の御姉様に「東莞でどうやって日本人が住んでいるか不思議！？」と言われたので、思いつくままに自分が住んでいる東莞市長安鎮を紹介します。

地理的には深圳～広州に二大都市に挟まれた工場地区。地名の通り「区」とかでなく「鎮」なので、かなり田舎であることは間違いない（やはり、工場が発展を牽引している）。米系ウォールマート・味千ラーメンはあるものの、ＪＵＳＣＯ、カルフール、ＩＫＥＡ、ＵＮＩＱＬＯ、無印、吉野家などは無い。大分改善されたとは言え、治安も悪く去年テニスチームメンバーで車をこじ開けられテニスバックを盗まれた事件あり。また、産業が工場しか無いためか夜風俗が発展している地域でもある（よく「長安にいる」と言うと、殿方の食い付きがいいのはそのため）。外人は台湾人が多く、香港人、日本人、韓国人、欧米人と少なくっていく感じ。華南地区は広東語圏のため、留学生は少なく東莞市には一人もいないだろう。

中国で有名な足ツボマッサージ（こっちは足浴）もあるし、ＫＴＶもあるからそこはどこも変わらないかも。華南地区はテニスが一年中外でできる（ハードコート）。地下鉄も無いし不便だけど、逆にそこがいいのかもと思う今日この頃。

住めば都とは良く言ったもので、僕は結構気に入っている街です。

テニス馬鹿

写真は8/29深圳南海ＴＣ定例会後の一枚。

3月のテニス上海クラブ団体戦に参加して以降、自身のテニス熱も旺盛です。
その団体戦9/3にも行われ、北京ＰＦＣは1位トーナメント準優勝、2位トーナメント優勝を成し遂げたようです（凄）。僕は仕事の予定が立たず参加しませんでしたが、吉報を聞いて嬉しく思います（と同時に試合に出るか　その場にいたかったな）。

昨日は初めて広州へテニス遠征して来ました。50人も会員がいるようで深圳と同じくレベルが高いです。上手い環境でやると勝手に揉まれ、「なにくそ～」とやっている内にレベルが上がっていくから不思議です。そうそう、丁度広州のテニスコート隣では、アジア大会の開幕式会場で北京オリンピック「口パク少女」のような歌声が響き渡ってました（11月開幕なのに、もう練習とは中々気合入ってます）。

北京オリンピック、上海万博、広州アジア大会と常にイベントがあり中国は相変わらず元気です。今後もテニスを通して、行動範囲を拡げ中国大陸を横断したい