今日こそは!
気合を入れてアップしたいと思います!!
ただこのテーマ、詳しくご説明していくと、ものすご~~く長くなっちゃうと思われますので、今日はかいつまんでさささ~っと。
さて、まずは
7月30日のあじさい ですが、ちゃんと咲きました。
ちゃんと、と言うと語弊があるかな。 花房は小さかったですけど、一応咲きましたよ ^^
で、
この粉 を使って実験したのでしたね。
なんの実験かと申しますと~…、ズバリ!
『あじさいの花色の変化』 についての試みだったのです(^^=)
さて、そこで。
あじさいの花色が、土のphによって大きく影響が出る(品種によりますが)という事は、あじさい好きの方には良く知られた事だと思います。
もちろん、元々の品種由来に寄る所もありますが、一般的に酸性土壌では青系に、中性~アルカリ土壌で赤系になると言われています。
私が育てているババリアでご説明しますと。
元々はこういう青系のあじさいですが ↑↑↑
通常配合の土に植えた所、翌年はこのようなワインレッドに ↑↑↑
そこで、酸性土に植えつけた翌々年は、青… というか、青紫?
まぁ今年は発色自体が上手く出なかったので、この写真ではよくわかりませんね(^^;)
このように、酸性土に植えただけでは売っているような綺麗な青にはなりませんでした。
補足ですが、土を酸性にするには、ph未調整のピートモスや、鹿沼土を混ぜ込んでやるか、もしくはブルーベリー用の土を使うと簡単です。
そもそもなぜ酸性だと青系の発色になるかというとですね。
土中の硫酸アルミニウムという物質が根から吸収されると青く発色するそうなのですが、この硫酸アルミニウムは中性~アルカリ性だと成分が溶け出しにくいそうで、それが酸性土壌だと溶け出し易く、溶け出た成分が根から吸収されて青く咲く… という仕組みなのだそうです。
と、いうわけでっ。
次回の植え替えでは硫酸アルミニウムを混ぜた酸性土壌に植え替えたいと思います ^^
硫酸アルミニウムって、ちょっと馴染みがないですよね。
主婦の方なら、『焼きミョウバン』 って言った方がわかりやすいですかね ^^
ナスの漬物の色止めや、レンコン・ごぼうのあく抜きに使う、アレです。
どこで入手できるかと言いますと、焼きミョウバンならスーパーや薬局で普通に売っています。
以前買った焼きミョウバンがありました。
裏面をよくよく見てみると…
ん? あれれ??
焼きアンモニウムミョウバンと書いてありますよ??
アンモニウムとアルミニウムって、違います… よね???
そこで薬局にいってみると、ありました。焼きミョウバン。
こちらは硫酸アルミニウムカリウム、と書いてありました。
焼きアンモニウムの方は粒つぶしていて、硫酸アルミニウムカリウムの方は細かいパウダー状です。
もしかしたらアンモニウムの方でも良かったのかもしれませんが、別物だったら意味がないですから、お値段は硫酸アルミニウムカリウムの方が高かったですが、こちらの方を購入。
で、この硫酸アルミニウムカリウムを使って、実験してみました。
ブルーでもピンクでも咲く品種のあじさいを通常配合土で植え付け、5月に真っピンクで咲いた鉢に、7月の終わりにまたまた蕾がつきました。
そこで、その蕾を使って実験!
土の表面に硫酸アルミニウムカリウムを混ぜ込んでみた所…。
綺麗なブルーというわけにはいきませんでしたが、青系の花色で咲いてくれました ^^
確かに硫酸アルミニウム、効果あるみたいです!!
咲いたお花の写真を撮ったと思っていたんですけど… 見当たりませんでした (A;´・ω・) スミマセン
ただですね、酸性土壌にして、さらに硫酸アルミニウムを配合してやれば目の覚めるような美しい青いあじさいが咲くようになるかと言えば、そんなに簡単な話ではないようです。
肥料の三大要素として、窒素、リン酸、カリがあります。
主な働きとして、窒素は葉っぱ、リン酸は花、カリは根っこに効く肥料ですが、この中の窒素とリン酸があじさいの青い色素の発色を抑制してしまうそうなのです。
そこで、ある時期で施肥を打ち切ってやると良いそうなのですが、それはまたこれからの課題で、色々と試行錯誤してみたいと思います。
ちなみにカリは多めの方が良いみたいですよ ^^
同じ品種で用土を替えて、どのような花色になるのか…。
実験はまだまだ続きます ^^
<昨日の晩ご飯>
パパちゃんの実家で。