今日は昨日の続きで、グリーンランドの事を書こうと思っていたのですが、変更!
久々にカブちゃんネタです
実はしゅんぎく、今年はカブトムシの幼虫が1匹も取れないかも…と半分諦めモードだったんです
というのも、去年は1匹のメスから46匹の幼虫が育ったわけで、まぁそんなには産まれないにしても、でも幼虫が沢山孵っても困るので、今年は3ペアのお見合いをさせました。
でもちょっと大事にし過ぎたようです
外国産カブトの場合、羽化後すぐに交尾をしようとしますが、成熟前に交尾・産卵すると、負担が大きすぎるので、後食(ゼリーを食べ始める)を開始した後でブリーディングさせるのが通常です。
ついその感覚で、十分体が成熟してから…と大事に大事に、慎重になりすぎちゃいました
そもそも外国産カブトと国産カブトでは、寿命の長さが全く違うので、国産カブトの場合、思い立った時にはご老体
という事になりかねない、という事にしゅんぎくが気がついたのは、お見合いをさせて間もなくの頃です。
7月16日と17日に、3つのケースにそれぞれオスとメスを投入したのですが、3ペアともすぐに交尾を開始。
よしよし…と思ったのも束の間、それからどの位後だったかなぁ…8月に入ってすぐ位かな、3ペアのうち、2匹のメスが★に
その辺りから、少しずつカブちゃん達が天寿を全うして、お空へ旅立って行く様になったのです
そう、国産カブトの寿命は1~2ヶ月程度だと言われています。
という事は、若くて元気でピッチピチした時期って、羽化してほんのしばらくの間って事かぁ…(^^;)
気がついた時には時すでに遅し
慌ててメス御殿のメスちゃんを総動員してオスと一緒にしましたが、若い時はすぐにオスを受け入れ、すんなり交尾するメスですが、適齢期を過ぎるとメスがオスを拒絶するようで、どのメスも 「アタシもうムリ
」 と言わんばかりに逃げ回って交尾すらできません。
あんなにカブちゃんがいたのに、1匹も幼虫ちゃんが取れないの
いやぁ~~、幼虫だらけになっちゃったら困っちゃうなぁ~
とニヤニヤしていたのが一変、どうしよう、全然いないなんて淋しすぎる~
と、残った1ペアにわずかな希望を託していたのですが、なかなか卵が確認できません。ま、あんまり刺激したくなかったので、マットをほじくり返すのは控えていたんですけどね
メス御殿でも卵をいくつか見つけてはいたのですが (
羽化してすぐに交尾をしていたメスちゃん もメス御殿に入居していました) 無精卵だったのか、卵の色が茶色く変色し、幼虫が孵る事なく消えてしまいました。
だから、この1ペアのケースの中で卵を見つけた時にも、あまり期待はしていなかったのですが、昨日、ゼリー交換をしている時に、白くて丸い、でも卵じゃない物を見つけた時、卵がぐしゃっと割れてしまったのだと思い、やっぱりダメになったんだ…と思いました。
でもなんかヘン。 よ~~~く見てみると……
幼虫が孵ったばかりの状態だぁっ
やったぁ~~~
でも孵ったばかりの幼虫ちゃんなので、まだどうなるかわかりません。このまま消えてしまう可能性も大です。慌てて土をかぶせました。
それからケースの外から、横から、下から、穴が開く程じぃっくり観察してみると、ちっちゃなちっちゃな、幼虫ちゃんが2匹確認できました。
思わず小躍りしちゃったよぉ
さっきの羽化したての幼虫ちゃんと合わせて3匹はいるという事ですね
でかした!メスちゃん!
夕方、ケースの外から4匹が確認できたので、少なくとも5匹はいるかな? まだ1令で、ちゃんと育ってくれるか心配ですが、これから毎日ケースをのぞくのが楽しみです
いやぁ良かった良かった…とまるく収めようかと思っていたのですが…
その夜、さらに衝撃の事実が明らかにっ
続く。