かなざわ風便り

変わり行く季節の中で、あの町この町で出会った風景や人情、イベントを訪ねて行きます。

快晴の白山麓

2010年02月24日 | Weblog

今年に入り北陸では珍しく、始めて快晴の日が4日間続き、気温も上昇して小春日和を思わせた。

快晴の白山麓も、標高600m台では積雪2mを超しているが確実に春を告げるかのように雪解けが進んでいる。白山市白峰地内から眺望する白山も、真っ白に輝きを見せているが、周辺の杉林にも色づきが始まり花粉到来を忍ばせていた。

白峰集落の道路積雪は殆ど片付いてをり、一段と春が加速している様子がうかがえる。この白峰地区から県境を越えて15km先に勝山市小原集落がありますが、今は定住している家はなく、空き家か倒壊した家屋が当時の繁栄を偲ばせている。

『昭和40年代半ばに訪れた頃、何処の家でも薪を囲炉裏に燃して、家の中は煙で充満し、横煙突を外に出して「モクモク」と煙を出していたら誰か家の人がいるんだ~と判った。住人は皆人が良くて、訪ねると「はいれ、はいれ」と言って、自前の煎茶を出してくれる暖かさが嬉しい。ある時は、階段状の石積み屋敷の庭先に腰掛けた老婆が、手招きして呼び、会話が止まらない。』

<1.白山-24日10:30白山市白峰(西山)から眺望>

 <2.白山市白峰-鐘楼が見える集落> 

 <3.白峰集落のこの頃>

 <4.国道157号線勝山市北谷(東山)地内から前方に「大日山△1,368m」遠望> 

 <5.勝山市北谷地区「小原集落」>

<6.正面の階段を上ると、森の中に神社があり、下の空地にお寺兼用の道場が建っていた> <7.小原集落は、谷間の斜面に階段状に積まれた石垣の上に建てられていたが、今日では、殆どが倒壊してしまった。> 

<8.小原集落入り口で、正面に住宅が段丘状に密集していた。>

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