COVIDワクチン、世界の接種計画のなかで、あまり報じられない難題。
難民問題。
ワクチン獲得競争のなかで、難民のみなさんが接種できる分の確保が遅れるのではないか。
自国民、難民ではない人向けが優先される流れは自然に予想されるとことではあります。
もうひとつが、難民のみなさんの当局不信。
集団接種に行ったら、当局に身柄拘束→強制送還の憂き目にあってしまうのではないか。
この不信感を解きほぐすには時間と忍耐が必要なわけで、かなり困難な作業になりそうです。
世界には、「地球上に存在しないことになっている人々」がいます。たとえばいま話題になっているミャンマーのロヒンギャ問題。ミャンマー政府からは(NLD民主政権だろうが軍事政権だろうが)国民と認識されず)、バングラデッシュ政府からも歓迎されていない。彼らのワクチンは誰がどのように十分確保できるの?UNHCRにはそんな資金あるの? と明るい展望の開きようがありません。
Deportation fears present hurdles for migrants in global vaccine race
UN agencies say mistrust of authorities risks derailing international ...
The National