ICUのベッドに不着する病原体。院内感染の大きな原因ですが、ベッドを銅製に変えたら病原体が95%減ったという報告。
- 従来のプラスチック表面と、銅で比較。ICUのベッド。
- 結果は、プラスチック表面で基準の (TC&D) of 2.5 aerobic colony forming units/cm2 34 . を越えていたが銅製では有意に下回っていた。
- 米国では毎年200万人が院内感染するが、対策として期待される。
銅の殺菌効果、についてはさまざまな報告があるものの、2007~09年頃の、「H5N1が新型インフルエンザになるのではないか」と世の中が浮足立ち、厚労省のHPに64万人犠牲想定が載っていた時代背景のなかで、ドアノブを銅にすればよい、手すりを銅にすればよい、と一般報道によく登場しておりました。
ここ最近も、関西ペイントが漆喰を原料に、ドアのぶに対策できるテープを近々発売という話にも接していますが、今後、低コストで実現できるようになってゆくと良いですね。
銅より低コストな例?