南アフリカから直行便がない成田関空では起こりようがないが、アムステルダムに到着した2機から61例の陽性者。
これが意味するのは、、、
1.潜伏期を考えれば、機内で感染はなかろう(あったとしても、それが判明するのは後日でこの61例とは別の人々)
2.やはり搭乗時点で感染していたと考えるのが自然。現地では面として広がっているか。
3.で、その「面として」なのだが、アフリカに住んでた身から言えるのは、富裕層や欧米系外国人、つまり航空機で旅行できる層と、そうではない層は居住空間や行動範囲が異なる。その前者の方でも拡大してるか。
4.南アフリカのレベルはアフリカの中ではかなり上。私の前職では「特勤度」という概念があり、昭和の昔は「瘴癘度」と言っていた。これは”気候風土による伝染病”を意味。その分類で、実は南アフリカはかなり上位、先進国(これを「健康地」とよぶ)の次のランクあたり。保健体制は途上国としてはまずまず、を意味。実際には治安とか戦乱とかの要素も加味されるが、治安は悪いがクーデター類なし
5.よって、ある程度しっかり症例がつかまえられる条件で相当広がっているわけで、そうではない周辺国、昔でいう”瘴癘度の高い地”では容易に想像。
6.そして、そのようなことを扱いなれてるなあと感じるのもスキポール空港、その背景の欧州当局