喘息もちの中でも、好酸球の多い人はCOVIDで重症化しにくく、死亡率も下がるとの報告
- 3月から4月にかけてAlbert Einstein College of Medicine/Montefiore Medical Center in Bronx, New York,でPCR陽性確認された感染者の後ろ向き研究。n=4558
- 喘息患者のリスクファクターを洗い出すなかで明らかになってきた所見。
- 好酸球増多のあった例については、救急から入院に至る割合が有意に少なく、心疾患腎疾患COPDのあった例では入院が多かった。
- さらに、好酸球増多のある例では死亡率も少なかった。
喘息患者のなかでも、好酸球増多のある例は、重症化率も死亡率も下げる。だから、次なるステップとして、喘息のタイプ別に前向き研究も、とされています。
管理人的に興味わいたのは、では寄生虫感染症の多いアフリカで、COVID犠牲者が少ないのは、やはり好酸球増多に関係のあるのかなあ? と言う点でした(注:好酸球増多をきたすものは、アレルギーと寄生虫です。とは、昭和の昔から医学部の試験の大ヤマ)。
う~ん、本当のところどうなんだろ。アフリカをフィールドのみなさん・・
Eosinophilia Protective Factor Against Severe COVID-19 in Patients With Asthma - Infectious Disease Advisor
Investigators sought to identify risk factors associated with hospital...
Infectious Disease Advisor