カナダ政府がオーストラリア政府に泣きつき、”非グラクソ”ワクチンを分けてもらう事態が発生しています。
カナダでは、隣国アメリカと異なり、アジュバント入りワクチン(グラクソ製)を使っています。 アジュバント入りは妊婦に対する安全性確立していないので、妊婦用としてアジュバント無し(非添加)ワクチン接種することにし、グラクソ社に対しアジュバント添加しない製品をオーダーしようとしましたが、ここでびっくり、「アジュバント添加製品の生産が一段落しなければ、まだあと数週間はアジュバント無しの生産に取り掛かれません」と言われて大慌て。
これからワクチンメーカーに注文入れようにも、どのメーカーだって山のようなオーダーを抱え、どれぐらい先になるのか順番ははるかに先。
そこで、あちこちに頭下げまくった結果、オーストラリア政府が融通してくれることになり、(ワクチンメーカーからではなく)他国の政府から購入することになりました。オーストラリア政府は、インフル流行期もシーズンオフになりつつあるので応じた模様。
ここのところ右往左往が続き、自国の評論家やマスコミに無能扱いされ叩かれまくっているカナダ当局ですが、自国のワクチンメーカーとかくもコミュニケーションがとれていなかったとは、少々驚きです。
日本は、まさか他国”政府”に頭を下げて譲ってもらうなんて無様は無いと思いますが、こういう事例を耳にすると、巷間言われている、「医系技官と阪大微研ほか国内メーカーとの”密接”なコネクション&コミュニケーション」もあながち害ばかりとは言えないのではという気もします。
ソースは10月26日付canadaeast↓
http://www.canadaeast.com/wellness/article/836353
Federal government buying unadjuvanted vaccine from Australia for pregnant women