【
「KAZUMASA ODA TOUR 2011 どーもど-も」その1 からつづく 】
4時すぎ、藤城ワールドを堪能したあと早めに夕食を食べようと隣の朱鷺メッセへ戻ると
すでにコンサートのお客さんがすでにたくさんでどこも大行列状態。
この人出に比べて食事ができるお店と販売箇所が少なすぎる。
館内のコンビニのお弁当で軽く済ましてから、グッズ販売エリアへ。
ここは3時からの販売ですでに大行列は解消していたので家内がいくつかお買い上げ。
イラスト入りの袋は購入するとサービスでついてくるものですがこれがイイ。
会場風景のイラストですが、こんなに若い娘はいなくてほとんどが40~50代で
そのうち2~3割は夫婦連れ(うちもそうだ・・・笑)
今回のツアーのメンバーのイラストですが、今見てみると確かにこの人達でした。
私が記念に買った(買ってもらった)「どーもどーもトランポミニカー」
荷台?が羽根のように左右に開きます。ちょっとうれしい(笑)
【 当然ながら会場内撮影禁止ですので以下写真なしの文字ばっかりですので
興味のある方のみお読みください。 】
ようやく開場時間になり、入場するとここ朱鷺メッセは常設の椅子ではなく
横にすっごく長いエリアを横に使ってセッティングされていました。
以前(5年前?)は縦に使ったら反対側がものすごく遠くて今回の形になったとか(笑)
券を見ながら席を探すと「おおっ!」メインステージ中央に向かってやや左方向で
まあまあ近い距離なのでいい席です。
そのメインステージから前に伸びるセンターステージ、さらに左右に各2方向に花道が設置されている。
メインステージの上にはメインのスクリーン、天井部には6面のサブスクリーン、
壁面のあちこちには歌詞が表示されるスクリーンが。
会場内を見渡すと小田さんが1947年生まれの63歳なので40~50代(60代もちらほら)の女性がたくさんなのですが、
夫婦連れでおじさんも意外に多く(私もか)それがおもしろい。
6時の定刻に開場が暗くなってコンサートスタート。
【 曲順 】(資料提供:家内)
・明日
・ラブストーリーは突然に
・こころ
・夏の日
・
誰れもどんなことも
・
こたえ
・たしかなこと
・
若葉のひと
・ひとりで生きてゆければ
・【メドレー】
・I LOVE YOU
・切ない愛のうたをきかせて
・good times & bad times
・めぐる季節
・水曜日の午後
・少年のように
・緑の街
・風の坂道
~ご当地紀行「夏の思い出」~(休憩)
・
グッバイ
・Little Tokyo
・愛を止めないで
・The flag
・
やさしい雨
・Yes-No
・キラキラ
・伝えたいことがあるんだ
・緑の日々
・
今日もどこかで
・
さよならは言わない
・
東京の空
・
hello hello
(アンコール)
・またたく星に願いを
・ダイジョウブ
・言葉にできない
・Yes Yes Yes
・いつもいつも(メンバー全員でアカペラ)
・
君のこと
(
青文字は6年ぶりのオリジナルアルバム「どーもどーも」収録)
イントロが始まり小田さんが登場するとメインステージでなくセンターステージで1曲目「明日」を歌い始めた。
これはかなり近い!
メインでもそこそこ近いと思っていたら前にせり出しているセンターステージはすぐそこという近さ。
リハーサルで充分声を出しているらしくて最初から小田ボイス全開。 本物だ~!
最初のトークでは特に震災についての話はありませんでしたが「その日が来るまで」を合言葉にしているようです。
このコンサートも最初はこの言葉がなかったのを後から追加したらしい。
自分のサイト「
Far East Cafe」では下記の言葉がありました。
「被害にあわれた人たちその関係者のひとたち、その悲しみ、
つらさが想像を遥かに超えて伝わってきて。
テレビに映るみんなの顔を見るたびに胸が詰まります。
みんな、家族と自分を大切に守ってください。近くの人と支え合ってください。
そしていつか、きっと、笑顔で会えるその日まで、一緒にがんばりましょう。 小田和正」
そして2曲目
チャカチャーンというあのお馴染みのイントロとともに「ラブストーリーは突然に」が始まり
会場内は一気に大興奮状態で、小田さんは花道を歌いながら走り回り会場の両端の遠くのお客さんにも手を振って愛想を?振りまく(笑)
お客さんも手を振り返してまるでアイドル並みの反応。
還暦をかなり過ぎた(本人の弁)中年アイドルだ(笑)
花道を下りて通路を歌いながらもお客さんにマイクを向けて、向けられた人は歌うのだがみんな緊張してそのうえキーが高いのでなかなか上手く歌えない。
でも小田さんとの夢の共演ができてうらやましい。
こっちにも来てくれないかなと思ったけれど残念ながら・・・。
その後も次々とヒット曲を歌い続けて会場内はこの時間を楽しもうとひとつにまとまった感じ。
どちらかというと苦手のMCも時々カンペを見ながらも例のとつとつとした話し方が笑いを誘ってこれまた楽しい。
オフコース時代の古い曲のメドレーで再び盛り上がり、その後は少し落ち着いた曲で前半終了。
スタートから1時間半過ぎた7時半ころに「ご当地紀行」のビデオを流してメンバーは一時休憩。
この「ご当地紀行」は、小田さんがコンサートを開く地方を散策する様子をビデオで流すのですが、
まず新潟市の古町通り「5年前にも来ているはずですが、全然覚えていません。」と笑いを誘ったあと
「思い出しました。ここは馴れ馴れしいババアがいたところです。」と相変わらずの毒舌ぶり。
「マリンピア日本海」でイルカショーを見たり、「HARD OFF ECOスタジアム 新潟」ではキャッチボールを楽しそうにして、
その後うれしいことに長岡に移動して「
江口だんご本店」でソフトクリームとぼた餅を食べて、
ソフトクリームが気に入ったようですが、それは暑いからで褒めるところが違うでしょ。
越後丘陵公園で「
夏の思い出」(
夏が来れば思い出す~)をスクリーン内の小田さんと
会場が一体になって合唱しているうちに・・・メンバーが戻ってきて・・・
TVドラマ「獣医ドリトル」主題歌の「グッバイ」でいきなりノリノリの曲で後半スタート。
その後オフコース時代の大ヒット曲「愛を止めないで」「Yes-No」などもはさんでヒット曲をこれでもかというくらい次々と。
その間会場の隅々まで走りながらマイクを向けて、観客も一緒に大合唱。
最後は「hello hello」でひとまず終了。
当然アンコールの手拍子が鳴りやまず再登場。
「またたく星に願いを」のあとNHKテレビ「どんど晴れ」の主題歌「ダイジョウブ」を歌った時には小田さんのメッセージを感じた。
岩手県盛岡を舞台にしたこのドラマの主題歌は震災後一時歌わないという話もあったが今日は歌ってくれた。
ここでまた引き上げたけれど、拍手が止まず再々度の登場。
なんとピアノの弾き語りで「言葉にできない」
この歌は聞きたかったが他の会場では歌ってなかったようなので大感激。
すぐ目の前で生で聞けて鳥肌もんでした。
ノリノリで走り回っての「Yes Yes Yes」のあと
メンバー全員でのアカペラ「いつもいつも」で退場。
「ああ、これで終わったのか・・・」と思っていたらまだ灯りがつかずにまたまたまた小田さん一人で登場。
本当のラストソングはギターの弾き語りで「君のこと」
これでアルバム「どーもどーも」の収録曲を全曲歌ってくれた。
これだけの曲数を全力で歌っても声が全然かすれてなくまだまだ余力が残っている。
会場の隅々までに気をつかい汗だくになって走って、歌うすごいパワーに驚くとともに
感動しました。
3時間15分くらいの夢のひと時を過ごして大満足で帰路に着きました。
会場の外へ出る時には大混雑で、駐車場から出るのにもそれなりに時間はかかりましたが
思ったよりはスムースに帰ることができ満足感いっぱいで帰宅。
帰りは当然家内と車内で小田さんの曲をめいっぱい歌いながら1時間半のドライブで11時には到着。
本当に久しぶりのコンサートでしたが、今まで一番感動したコンサートでした。