【 本日2本目 】
替刃式の鉋も今ではかなり良くなっていて使う相手によっては
通常の研ぐ鉋よりこちらをおすすめすることもあります。
他にもたくさんの替刃式鉋があるのでしょうが、弊社で在庫して
おすすめしているのは以下の3つです。
・・・・・
河怡(かわよし)
替刃式鉋の元祖というべき鉋です。
替刃をセットした鉋身に裏刃を合わせて台に仕込んで使います。
買った状態ですぐ使えるように刃が出してあるのでそのまま使えます。
・・・・・
越翁(えつおう)
材質がハイス鋼の替刃で一枚で両面使えて厚い刃です。
裏刃は本体のミゾにかけて本体を叩けばいっしょにセットされます。
そのミゾの幅に少し余裕があるので逆目(さかめ)で使いたい時には裏刃だけを
叩いて少し出して裏刃を詰めます。
ハイスなので硬い材料や永切れが特長です。
・・・・・
技秀(ぎしゅう)/プレーナープロ
材質がハイス鋼でその刃自体に裏刃機能が付けてあります。
「標準タイプ」と「逆目タイプ」の2種類の替刃が用意してあるので
どちらかをセットして使いますが圧倒的に「逆目タイプ」が売れています。
技秀の替刃が使える本体として「プレーナープロ」もあります。
一時「技秀」の本体がない時期にはこちらが代わりに使われました。
(現在も販売中。)
替刃の交換は、鉋身(ホルダー)を台から抜かずに刃を交換することができます。
交換する時は、一見裏刃に見える押え板のネジを回してを取り外し、
切れなくなった替刃を下に押し出し、下端から新しい替刃を挿入すると
マグネットによって正しいポジションに吸い込まれます。
そして押え板をネジ止めすると交換完了となります。
台を一切叩かなくて交換できるので台も傷まずゆるくなりません。
・・・・・
どの替刃式鉋にも特長がありますので自分の仕事に合わせて選んでください。