347.『「いき」の構造』から言葉が表現するものについて考える
外国語を専門とする若い友人と、「nudge(ナッジ)」という言葉について話す機会がありました。高校の英語のテキストに「nudge」の話題が出ているのだそうです。ちなみに、この言葉は...
346.『集落への旅』原広司よりモダニズム絵画を考える
今回は、前回取り上げた本の著者、建築家の隈研吾(1954 - )さんの研究室の先生であった原広司(1936 - )さんの「集落論」について考えます。 前回も書いたように、私はノー...
345 .『ひとの住処―1964-2020―』隈研吾から時代と表現を学ぶ
私は二つ前のblogで隈研吾さんの『新・建築入門』から、建築と思想との関わりについて学びました。 ...
344.『アートの力;美的実在論』マルクス・ガブリエルについて
「新しい実在論」を提唱して世界的に注目されているドイツの哲学者マルクス・ガブリエル(Markus Gabriel, 1980 - )さんの本の紹介です。 ガブリエルさんにとって「...
343.『新・建築入門』隈研吾から表現と思想について考える
はじめに、ザ・バンド (The Band) のギタリスト、ロビー・ロバートソン(Jaime Royal "Robbie" Robertson、 1943 - 2023)さんが少し前...
342.『平根 淳也 展』トキ・アートスペースについて
東京の神宮前の「トキ・アートスペース」で『平根淳也 展』が開催されています。 会期は今日までです。紹介がギリギリになりましたが、間に合う方は、ぜひご覧下さい。 http://t...
341.東京都庭園美術館と『装飾の庭 朝香宮邸のアール・デコと庭園芸術』展について
東京都庭園美術館で、『装飾の庭 朝香宮邸のアール・デコと庭園芸術』という展覧会が、2023年9月23日から12月10日まで開催されます。 https://www.teien-ar...
340.『小田原ビエンナーレ2023』に行ってきました。
現代美術展『小田原ビエンナーレ2023』「指標」に行ってきました。 https://ooo-hall.jp/glo...
339.『入江の幻影』辺見庸について
私はこの数年、「触覚性絵画」と名づけた絵画をテーマとして創作活動を続けています。このテーマにはさまざまな意味や可能性がありますが、そのことについては繰り返しこのblogでも綴ってい...
338.「世界の永続性と芸術作品」ハンナ・アレント
前回のblogで取り上げた哲学者の國分功一郎さんは、しばしばドイツ出身の政治哲学者、思想家であるハンナ・アレント(Hannah Arendt、1906 - 1975)さんについて、...