金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

ついに登場、、、痛みが取れる物理療法の使い方

2016-02-01 06:01:58 | 物理療法
これを試してみてくれませんか?



ただただ痛い場所へ物理療法を行うのではなく、、、



痛みの原因に対して行うこの方法を。。。








どうも(^_^)



昨日は久しぶりに子供達と目いっぱい遊びました。



疲れましたが、喜んでくれたみたいで良かったです。



やはり家族との時間も大切にしなければいけないと、、、



しみじみ思う男です( ˘ω˘ )










さて、今回も前回に引き続き物理療法の勉強をして行きたいと思います。




今回は温熱療法についてやって行きたいと思います。



温熱療法は人間の歴史となじみが深く、昔から使われている一般的な治療法です。



熱、電磁波、超音波等のエネルギーを生体に供給し、最終的に熱エネルギーが生体に加わる事で、循環の改善や疼痛の軽減、リラクゼーション等の生理的反応を引き起こす治療法。



らしいです( ゜Д゜)



ホットパック





湿熱と乾熱式があり、湿熱式の方が生体への熱伝導が大きいみたいです。



ホットパック療法では、含水率の高い組織ほど(末梢血管や皮膚)ほど加熱されやすく、1~2cmの深さの筋組織まで最高温度に到達するには、80度~85度の温度で15分以上かかります。



それ以上の3cmの深さの筋での温度上昇はあまり望めず、脂肪組織の多い部位では脂肪に熱が集まりやすくなってしまう為に、筋組織に熱が伝道しにくくなると言う点もあります。



主に表面の、特に皮膚の毛細血管が拡張し血行が促進され疼痛物質が除去され痛みの軽減につながります。








この温熱療法は、治療の前段階でで使用したいものです。



しかし、痛い部位にあてとけばいいと言うものではありません。



例えば、、、膝が痛い患者さん。






膝にホットパックを巻いて当てておく。。。



これではあまり効果は期待できないと考えます。



まあ、痛いとこを治療されていると言う患者さんの満足感と、リラクゼーション効果は少しは期待できるかもしれませんが。。。



根本的な治療にはなっていないと思います。



膝に当てておくくらいなら、臀部に当てておいた方が治療効果が期待できると思います。



なぜなら、膝自体にはその痛みの原因がない事が多いからです!



まあ、外傷や長期間経過した膝OA等は除きますが、、、



この様な、痛みの原因を評価したうえで、その原因と思われる部位に、治療前段階で温熱療法を行う事により、手技の治療効果が倍増すると考えます。



私が独立したら間違いなくこの様な使い方をしますね( `ー´)ノ



いつも、現在の仕事場の治療方法に不満を持ちながらも、、、



自分ではこうやる、自分ならこう治療するのに、、、



考えながら毎日仕事しています(;´Д`)



この自分の想いが実現できるように頑張っていく次第であります。







今回は以上です。



読んで頂いている勉強熱心な先生。



有難うございます(*´ω`*)




また次回。









おわり