金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

股関節痛では何処を治療したらいいのか?

2016-02-26 06:11:00 | 股関節
これを試してみてくれませんか?



股関節痛を訴える患者さんの何処を治療していいのか分からない。



そんな時は、まずここを診て下さい。。。









どうも(^_^)



もうすぐ3月ですね。



もーすぐは~~るですね~♪ちょっと気取ってみませんか~?♬



こんな歌ありましたよね(*‘∀‘)



それを嫁さんの前で歌ったら、、、



「知らん、世代のギャップやな(-ω-)/」



えっ!?確か一個しか年が違わないはずでは。。。Σ(゜Д゜)



いつの間にか、嫁さんにもオッサンに見られている男です(;´Д`)









さて、今回も股関節シリーズの続きです。



今回は治療について勉強して行きたいと思います。



一言で股関節痛と言っても様々な病態がありますが、、、





皆さんはただただ、痛いと患者が訴える場所をマッサージするだけですか?






基本的に、股関節痛の患者さんはインナーの機能不全によって、股関節の被覆率も減少し関節がルーズになっている状態が多いと感じます。



その為にアウターに負荷がかかっているケースが多いです。



この股関節のインナーマッスルである、小殿筋、腸腰筋、外旋筋群の働きを出すことにより疼痛が減る事が非常に多いです。





この股関節の深層筋群が働く為には条件もあるんです( ˘ω˘ )



それは、、、



下肢の遠位部、または体幹筋がリラックスしている状態である事です。



股関節障害のある患者の下腿の筋群は、必ずと言っていいほど筋緊張が高いんです。。。



TA、後脛骨筋、腓骨筋の緊張はかなり高い場合が多いです。



この足部の筋緊張が高いと、バランス制御が不十分となり、この緊張は股関節、体幹へと連鎖的に波及してしまう。



その為、股関節の周囲だけを見ていては患者が望む十分な治療効果は得られない事が多い。



下肢遠位の評価も忘れずに行う事です(-ω-)/







逆に体幹の筋緊張が高まり、股関節から足部へと連鎖して行く事だって、多いに考えられるんです。



痛い所ばかりに気を取られていては、結果が出ません。。。





とりあえず、股関節の深層筋群へのアプローチは重要だと言う事。



また、インナーばかりでなく、アウターである、



TFL、大腿直筋、ハムストリングス、縫工筋などの二関節筋の緊張が高まっており、触診ですぐに分かる事がある。



このアウターのストレッチは患者に家で出来るように指導する事も重要ですね。



これを読んでいる先生方は、当たり前にしている事でしょう(^O^)/







あとは、股関節障害で見るべき筋膜ラインですが、、、



DFL、LLも大事なんですが、、、やはり、、、



SPL(スパイラルライン)ですかね( `ー´)ノ






出た!アナトミートレイン(;´Д`)



ここのライン上の筋で評価すると原因の筋が見つかる事が多いです。



意外に、反対側の肩周辺のインナーなんかが股関節痛に関わっていたりするケースもそう珍しくはありません。



ぜひ、参考にして頂けたらと思います。









今回は以上です。



読んで頂いている勉強熱心な先生。



いつも有難うございます(*´ω`*)



また次回。








おわり