金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

このアライメントで短縮している筋はどれでしょう?

2016-02-21 07:22:06 | 治療
勉強している人ならすぐに分かります。



この人のアライメントはこうなっていて、、、



この筋が短縮傾向にあって、、、



でも分からない人は続きを読んで下さい。









どうも(^_^)



眠たいです。。。



みなさんはこんな時どうやって目を覚ましますか???



ブラックコーヒーを飲む?



運動して心拍数をあげる?



私はどうするか???



嫁さんにビンタしてもらいます。。。



ウソです(´艸`*)



でもそうなったらホントに怖い。。。



震えで目が覚めた男です(;´Д`)笑









さて、今回は全身のアライメントについて勉強して行きたいと思います。



主に視診の部分ですね。



すごい先生になると、見ただけでだいたい分かるそうな。。。



私も早くそんな風にならねばいけませんね(-ω-)






では、まずこのアライメントの種類を見てみましょう。





まず、向かって一番左側Bぼアライメント。



このアライメントで短縮傾向である筋はどこでしょう???



チっチッチッチッチッチッチッ、、ピコーン!



はい!先生どこですか???



そうですね(*´ω`*)



骨盤が前傾である為、股関節の屈筋群は短縮傾向です。



腸腰筋、大腿直筋、内転筋などですね。



起立筋の腰部も短縮傾向にありますね。



あとは、、、頸部の伸筋群や、後頭下筋群もですね。



逆にハムストや、起立筋の胸部あたりは伸長されますね。



胸部は下方へ落ち込み、呼吸筋にも影響がありそうです。







では次、、、



真ん中のCです。



骨盤は後傾ですね。



脊椎が全体的に真っすぐになっており、、、



この姿勢では、ハムストが短縮傾向になるようです。



殿筋群よりもハムストに負荷がかかりやすいのかな???



ハムストは殿筋の子分みたいなものですから、、、



殿筋が働かないのをカバーしていると言ってもいいのかな?



また、この姿勢では股関節の屈筋群の筋力低下が良く診られるようです。



その為に腰椎の前弯が減少しているのかもしれませんね。





最後に右側のDです。



骨盤は後傾位ですが、前方へ移動しているのが分かります。



Cよりも殿筋は働いていそうですが、、、



やはりハムストの方が短縮傾向にあると言えるでしょう。



また、骨盤の前方移動の為に、大腿直筋が伸長傾向にありますね。



股関節は伸展位になりますね。



腰椎の前弯は減少し、骨盤の前方移動の代償により上半身が後方へ移動します。







患者さんによってアライメントは違います。



全員に同じ処置をしていてはダメだと言う事です。



それは自分の治療を患者さんに当てはめているだけで、プロのする事ではないと思います。



イヤイヤ、うちはみんなに同じ治療して全員が良くなっている!!!(-ω-)



とかいう人はすごいですね。。。



そんな治療方法あれば教えて欲しいですね。



もはや神の領域ですね( ˘ω˘ )



しかし、私は神様では無いので、、、キチンと評価をして、、、



患者さん一人一人にあった治療を展開して行きたいと思います。








今回は以上です。



読んで頂いている勉強熱心な先生。



有難うございます(*´ω`*)



また次回。







おわり