知人が出展している「一水展」へ。
菊・イチョウ・桜の紅葉に、自然の美と
絵画の力作に堪能した一日でした。
お友達に可愛いホウズキ提灯を見せてもらいました。
なんとかして作ろうと思っていましたが、やっと出来上がりました。
その時の葉脈はもっと白くて綺麗でしたので、来年再挑戦です。
読書の秋とはいえ、今年は静かな秋日を感じられる日が、
無かったように思います。
そんな中、春に予約していた本がやっと回ってきました。
桃山時代の絵師 長谷川等伯を描いた直木賞受賞小説「等伯」。
作者安部龍太郎は、等伯の絵の中には、「高い理想を求めて
自分の弱さを克服していく生き方の足跡」を見ることが出来ると・・・・。
能登七尾から33才で上洛し、51才で世に認められるまで
不遇を耐え抜いたことを、自身と重なるような思いがあるとのことです。
装画は、「松林図屏風」の白黒反転を使われていますが、
実物を見た時は、引き込まれるような感動を覚えたものでした。