ハナミズキのdiary

diaryとはいえ週一、月一になりそうですが・・・
思いつくままに。

2013 11 3 読書の秋

2013-11-10 11:39:50 | Weblog

読書の秋とはいえ、今年は静かな秋日を感じられる日が、
無かったように思います。

そんな中、春に予約していた本がやっと回ってきました。
桃山時代の絵師 長谷川等伯を描いた直木賞受賞小説「等伯」。

作者安部龍太郎は、等伯の絵の中には、「高い理想を求めて
自分の弱さを克服していく生き方の足跡」を見ることが出来ると・・・・。

能登七尾から33才で上洛し、51才で世に認められるまで
不遇を耐え抜いたことを、自身と重なるような思いがあるとのことです。

装画は、「松林図屏風」の白黒反転を使われていますが、
実物を見た時は、引き込まれるような感動を覚えたものでした。