ハナミズキのdiary

diaryとはいえ週一、月一になりそうですが・・・
思いつくままに。

2014 2 16 「遠い花火」を読む

2014-02-15 13:53:39 | Weblog

作家辻井喬は、ご存知西武百貨店の堤清二。その半自叙伝。

自書したノートやメモをもとにした言行録を、島内源三郎を
主人公とし、友人の医師(僕)を語り手として話しは進んでいく。

「人間の値打ちは人間としての力量や魅力で決まるものであり、
身分・階級・出身地・肩書きで決まるものでない」という主人公の
言葉は堤清二ご本人の強い思いだと感じました。