あみものOTOKO

人と人とのつながりを 大切にしたいです。

レタキュール Ⅱ

2010-10-22 20:19:04 | 日記
先程の レタキュール の蓋を開けると、画像にアップしたように、 内側まで 紐の先が繋がっているので、硬貨を入れて、輪の部分を 引っ張ると、紐が締まって、口が閉じて、中に入れた 硬貨が 落っこちないようになっているんです。

今で言えば、「 ファスナー 」 みたいな効果が 有るんじゃないでしょうか・・・

ファスナー の無かった時代、袋の口を 閉める方法として、こうした仕掛けがされていたなんて・・・ ちょっと ロマンチック じゃないでしょうか・・・

まあ、いずれにしても、優雅で、浪漫な感じ しませんか?


ヴィクトリア王朝時代 の 貴婦人も、小銭は 使う事がったと言う事でしょうか・・・・ お買いものをする・・ とい言うよりも、召使いとか、いろいろな場で、サービスを受けたお礼として、チップを 上げるために こうした レタキュールに、硬貨を入れていたのかもしれません・・・・


中身が見える こういう、 レタキュール に 金貨でもいれて ファッションの 一部として、楽しんでいたのかもしれません・・・

今で 考えると、ヴィトンの バックを持って お出掛けするような ・・・ ちょっと セレブ な気分を味わうような・・・そんな効果があったのかもしれませんよね・・・


私は、ヴィトンのような 高価な バッグは持ち合わせていませんけど・・・・ そんな お金があったら、もっといい材料買っちゃいますけどね・・・・


画像のような色では無くて、生成のような色の糸で 作ったら、ちょっと アンティーク っぽい 感じしませんかね・・・

レタキュール

2010-10-22 20:01:52 | 日記
先日の タティングレース 国際講習会 での テーマ  ヴィクトリアンスタイル の 小銭入れ 「 ペニー ・ パース 」 が 何とか完成しました。

画像にアップしたものですけど、 「 ペニー 」 は、英国の硬貨、 「 パース 」 は 財布、 と言う事で、この ペニー ・ パース を 古風な言い方で 言うと 「 レタキュール 」 と言うのだそうです。

輪になっている部分を、ベルトに通したり、指に引っかけて 持ち歩くみたいです。

画像の物は、 DMC の セベリア グリーンの糸です。  この糸、出来上がりが ふんわりとした印象があって、なかなか、良い感じでした。

簡単そうに見えて、なかなか どうして、・・・ 初心者には、ちょっと難しいかもしれません。

技術的には、結構、難易度の高い技術が使われているんじゃないでしょうか・・・

蓋の先端に、1個だけ、スワロ を くっ付けちゃいました。

輪と、 パースを 繋いでいる 紐状に結んだ部分も、かぎ針で編むんじゃ無くて、シャトルで、一目づつ 結んであるんですよね・・・ ですから、少し、伸縮性が 出て来るんだと思います。


面白いんですよね・・ これ・・・ 何が面白いかって言うと、中に入れた硬貨が 落っこちないような仕掛けになっているんです。


後で、ちょっと その仕組みの様子を アップしないと、良く解らないですよね・・・・