あみものOTOKO

人と人とのつながりを 大切にしたいです。

国宝 刺繍釈迦如来説法図

2011-01-20 00:28:16 | 日記
今日は、というか、もう日付けが変わっちゃいましたんで、もう昨日ですけど ・・・・

画像にアップしたものは、奈良国立博物館の 「 仏さま の 彩り 」 という本で、その中に掲載されている 国宝 刺繍釈迦如来説法図 について、いろいろと教えて頂きました。

この巨大な 刺繍による作品について、だけでは無く、先生が英国で行かれた 博物館や お城、英国の王室に付いて等など、様々なお話しや 先生がお持ちの 貴重な写真をいろいろな解説もしていただき、教えて頂きました。

歴史的背景や 保存されている貴重な作品、素材や 手法等など、知る事はとても大切な事なんですよね。

ご指導頂いている物も、かなり厳しい事も言われますけど、「 英国流で かなり厳しい 言い方しますけど、・・・ 」 と仰るとおり、受ける側が、本当に真摯な気持ちで 向かわないと、切れそうな面も・・・・

でも、仰ってる事は 正しい事ですし、お気持ちが十分過ぎるくらい 解りますから・・ 一生懸命 やるだけです・・・

厳しいと言っても、怒鳴ったりする訳じゃありませんけどね・・・ 確かに 英国は 礼儀、作法には 厳しいお国でしょうから・・・ 日本が いい加減と言う訳ではなく、・・・たとえて言うならば、 「 知ってる方が見れば、本当の紳士かどうか 直ぐに解る 」 というような事でしょうか・・・ 表面的な 真似だけしても、ちゃんとした 基本が出来ていないと言う事は、見る人がみればすぐに解る・・ と言う事でしょうか・・

と言う事は、逆に言えば、そうした 基本を知る事は、生意気な言い方をすれば、作品や 人を見る時、そうした事が キチンと出来ているかどうか 「 本物を見極める事が出来る 」 と言う事だと 私は考えています。

いずれにしても、「 綺麗に出来ている 」 事が良いと言う訳ではなく、 「 ここが、こうなって、丁寧に作品がつくられて居るんだ 」 と言う事が 解るって事なんじゃないでしょうか・・・