先日 スクールの生徒さんが レッスンが始まっても 一向に シャトルも 糸も 手にしないで 回りの方と お話をされているので、 「 どうしたんですか ? 」 と お尋ねしたら 「 指が動かない 」 との事 なんという名前の病気なのか 忘れちゃいましたけど、 指先が痛くて 強く押さえる事も事も出来ず 触るだけでも痛い ・・・・ だから治るまで 来週からしばらくお休みします ・・・ との事でした。 そう言えば 別のスクールでも 始めたばかりの方が 同じ名前の 病気で お休みするとの事で、しばらくして 退会されてしまいました。
指が動かなくても 参加して下さった お気持ちを大事にしたかったので、その時間中は シャトルを使わないでも 糸を結ぶ 方法を お教えさせて頂いて、 「 あら、 ホント ちゃんと 結べるのね ・・・ 」 って喜んで頂けましたけど、 その後 しばらく 何とか出来ないものだろうか と 考えていたんです。 痛くなってしまった指を使わないでも タティング出来る方法がないだろうか ・・・・ 「 おおおおお! 」 これなら 出来るじゃん! ちゃんと シャトルと 糸を使って 指にかける方法も 同じで ・・・・ という訳で 早速 試してみました。
慣れないと 大変ですけど、 「 目からうろこが落ちる 」 ように、 はたまた 「 逆転の発想 」 とでも 言うかのごとく、 なんとか 出来たじゃありませんか! 画像に アップ したものですけど、 ちゃんと リング と アーチ が出来てるでしょ ・・・ ピコ もちゃんと 出来ているし ・・・ ( なんだ これだけ? と 思う方 が いらしゃるかと思いますけど、 私にとっては この方法で こうやって 出来るなんて ミラクル! です。 理論上 正しかった 証明が出来た訳ですから ・・・・ )
他の人とは 違う方法ですけど、理論的には同じ方法で、もし この病気をお持ちの方 とか ある癖のある方なら この方法で されたら タティングレースを 楽しむ事が出来るはず ・・・・ 難しい技法も これなら 理論的な事さえ解れば どんな技法でも 可能なはずです。
理屈は解っていても 実際に 作るとなると、私でも さすがに手こずる ・・・ だって 私は 指立て伏せでも出来る位 指の 痛みなんてありませんから この方法を 取る必要が無いですから ・・・・ お教えするには 私が もっと この方法に慣れて タティングが出来る必要がありますけど、 どうやって 時間を やりくりしまようかね ・・・・ 普通にやれば 指がすごく良く 動くのに このやり方だと まだ 一目ずつしっかり 確認しながら ・・・ って感じ ・・・・ ピアノで 言えば 楽々と ショパンの曲を演奏 出来るのと、 片指で 鍵盤を ひとつづつ 押さえて 音を出す 位の 違いがあるかもしれません ・・・・
でも 指のご病気で 好きになった タティングを あきらめなきゃならない なんて とっても残念ですからねえ ・・ この方法で 楽しめれば 素晴らしいじゃありませんか ・・・・