たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

学校運営が変わる?

2024-06-07 22:44:32 | 教育

 6月7日(金)、本日は午前9時15分から会派代表者会議。これが10時寸前まであり、10時から何度かの休憩を挟み午後5時過ぎまで本会議質疑が行われました。

本会議質疑では、昨日に引き続き条例(議案)が扱われたのですが、その中には下の2条例(案)もありました。

1)高砂市いじめ問題調査委員会条例を定めることについて

2)特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて

この2項目は「何のこと?」となりそうですが、これがこれからの学校運営の一翼を担っていくことになる学校運営協議会=コミュニティー・スクール(👇)の委員の立場と報酬に関する改正です。

この出典は「独立行政法人教職員支援機構:文部科学省初等中等教育局参事官木村直人氏発表」

その目的は地域と一緒になって学校運営を行おうと言う意図での仕組み変更です。

これ以外にも幾つかの条例について質疑を行い、一般会計(補正予算)質疑の途中で本日は終わりました。

議会開会中の週末で、来週には一般質問がある為、職員さんの中には休日出勤をされる方もおられるのではないかと思います。「お疲れ様です」

では、良い週末を!(with smile)


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「新たな学校づくり」

2024-06-06 21:22:52 | 教育

6月6日(木)、本日は午前10時から本会議質疑がスタート。

今月(6月)に実施される税軽減に関する条例のことから始まり、一般財団法人勤労者福祉財団と公益財団法人施設利用振興財団の経営状況等の報告。JR曽根駅の南からの入場を可能とするJRと高砂市との基本契約の締結等々について質疑が行われました。

そんな中、本日最も質疑が集中したと思うのが「高議第33号:高砂市新たな学校づくり推進審議会条例を定めることについて」でした。

この条例案の所掌事項は👇

高砂市内には市立小学校が10校、中学校が6校ありますが、その生徒数の今後の推移は下の通り。

そして中学校は👇

上の通り、減っていく生徒数に対し、どの様な形が望ましいのか、今回の定例議会で審議会を設置することを定め、上の所掌事項に対する審議をして頂きます。

コンサルタントにも入って頂いて令和9年9月末をタイムリミットに纏められる予定ですが、そのプロセスでは行政や教育委員会がどの様な考えを示していくかが非常に大切だと思います。

明日も本会議質疑、他者の質疑もしっかりと聞いて、理解を深めたいと思います。

では明日も“明るく元気に積極的に“いきましょう!(with smile)


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ほんとですか?中1、中3同じ給食量!

2024-02-28 21:41:45 | 教育

2月28日(水)、高砂市議会では午前10時から前日に続き本会議質疑。

本日は令和5年度補正予算に関する特別会計(国保、後期高齢、介護事業会計)、企業会計(水道、工業用水道、下水道、市民病院)が扱われましたが特記事項はなく、午前中に終了。

午後は来週以降に予定されている令和6年度の予算案の質問通告に対する職員の趣旨確認があり、会派部屋に来られ複数部署と面談。

その質問の中でも特に時間を割いたのが教育部の2項目。

一つは先日も当ブログに記載した中学校給食の量。

本日の話では「中学1年生も3年生も1人あたりの主食(米)の量は同一」とのご説明。思わず「本当ですか!?」と再度確認しましたが「そのはずです」と。そこで再確認を依頼すると共に、それが本当なら何としても変更して学年に相応しいボリュームに変更して欲しいと思います。

そしてもう一つが「中学校部活動の地域移行」。これについては令和5年から同7年の3年間を推進期間として取り組まれることになっているのですが、課題は山積。

そもそもそのきっかけは教員の負担軽減(働き方改革)。とは言うものの現在の中学校部活動は教育的意義を含め相当な歴史を経る中で日本中で浸透した仕組み。これを完全に外部に移行するにはその管理者の質や量が速やかに準備できるか否か等現実的課題を抱えています。

時代の変化に伴い状況が変わっていくのは当然のこと、現場の事情をしっかりと踏まえつつ最適な姿に落とし込んでいきたいものですね。

夕刻庁舎を出る時に通過した昼間は確定申告にて使用している場所では、高砂市水道事業100周年のビデオ映像が流されていました。このビデオは水道の歴史と共にその有り難さを実感できる映像で、この場所で放映していることに職員さんの前向きな取り組みを感じます。

明日の高砂市議会の予定は委員会での議案審査。

明日も“明るく元気に積極的に“いきましょう!(with smile)


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「学校に行くのは楽しい」が多い高砂市

2024-01-27 06:43:04 | 教育

1月26日(金)、午前10時から文教厚生常任委員会に出席。各部署(教育部、市民病院、健康こども部、市民部、福祉部)の報告を受け、15時頃に終了しました。

教育部では、先日の熊本市への視察で話の出ていた『全国学力・学習状況調査』の報告があり、学力分野の報告よりも学習状況調査への関心が集まりました。

下の添付資料では朝食と正答率の関係等がグラフ化されており、日常生活のあり方の大切さが見て取れます。

そして下の資料では、学校に対しては肯定的である生徒が全国平均を上回っている事が分かり、日頃の先生方の努力が実っている様に感じました。

では、「学力は?」となると👇の通り、全国平均を下回っている結果となっています。

この調査を詳細に確認できていませんが、私は学力が高いことも大切ですが、小中学生の頃にはやはり「生きていく力」(生き抜く力)を身につける事が大切だと思います。

教育の専門家でもない私の考えですが、生徒たちにとってこれから先長く続く人生では様々なことに遭遇することは間違いなく、時には理不尽なことにも遭遇すると思います。

その時に負けない人間力を備えていることが大切で、それをこの義務教育の期間に団体生活を通じ身に染み込ませて欲しいと思います。

その意味では「学校に行く事が楽しい」と応えている生徒の数が全国平均を上回っていることは非常に望ましいことだと思います。その様な状況をつくって下さっている関係者の方々には感謝です。

では、良い週末を!(with smile)


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不登校について

2024-01-24 22:12:50 | 教育

1月24日(水)、前日より熊本市に宿泊し、本日は午前9時半より熊本市役所を訪問。

先ずは熊本市役所から見えたゆるキャラ“くまモン“です👇

本日は熊本市役所にて不登校児童むけに確立されたフレンドリーオンライン(教育ICTを活用したオンライン学習支援)について学ばせて頂きました。

オンラインを通じての学習支援の目的は不登校生徒とのつながりを持つことにあると理解しました。

この熊本市だけではなく多くの自治体で不登校児童が増加傾向にあると言われており、その原因も特定できていないのが実情の様です。

不登校が継続すると外界とのつながりがなくなり社会的自立をする機会を失うことになる為、つながりを保つ手段として実施されています。

昨日も当ブログに掲載させて頂いたフレンドリーオンライン(詳細はこちらを)。本日のご説明の最後には受講生の声が画面に文字として流れたのですが、受講生からは結構感謝の言葉が綴られているとの印象があります。

そして、これを運用していくにも画面の向こうで適切にカリキュラムを進めることのできる人材がポイントとのこと。

不登校と言う現代社会の課題はその原因も明確に定まらない状況ですが、当該人とその保護者の人生においても、また日本においても放置できない課題。非常に重要な課題だと捉えています。

このテーマで勉強をさせて頂いた後には、遠藤洋路熊本市教育長とのフリートークの機会(30分)を設けて頂き、「全国学力調査」においては、同時に学習の姿勢も問うており、自らが計画を立てて勉強をする姿勢を身につけているかを確認する事が大切とのお話を頂戴し感銘を受けました。

では明日も“明るく元気に積極的に“いきましょう!(with smile)


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