9月20日(木)、いよいよ9月定例議会において市長提案がなされ議案質疑が始まりました。
昨日質疑された議案の中でのトピックスは「高砂市民病院のあり方検討委員会設置条例」。数日前にも書かせて頂きましたが、現在の高砂市民病院の経営は毎年赤字で、5億円前後の資金援助が高砂市の一般会計から行われています。(検討委員会のメンバー(案)↓)
昨日は、大野徹病院事業管理者にもご出席頂き、現在の市民病院がこの様な状況に陥った要因等についても説明を受けました。
その説明に拠ると、最大の要因は外部環境の変化、即ち2年前にオープンした加古川中央市民病院の存在。多くの医師がそちらに偏り、現在では加古川中央には230人、高砂市民病院は33人(いずれも研修医含む)。
その結果、高砂市民病院では対応できる分野も限られ、患者が急激に加古川中央市民病院に流れていっているとのこと。
「ある程度は予測できた事ではあるが、ここまで医師数に差がでるのか!?」と驚くばかりです。
その他、医師の働き方にも変化が現れ、女性医師が増え、また医師自身がパートタイム化したりもしてきているとのこと。
今後については、医師派遣の拠点となる神戸大学(医学部)や加古川中央市民病院との連携が最重要で「何としても市民病院を残したい」との意思を登幸人市長、大野徹病院事業管理者ともに示されました。
本日より、一般会計の補正予算質疑、他の議員の質疑もしっかり聞きながら理解を深めたいと思います。
では、週末の金曜日、今日も明るく元気に前向きに、頑張っていきましょう!(with smile)