12月9日(水)、昨日も10時~高砂市議会12月定例議会が開催され、本会議での質疑が行われました。
毎日「昨日の出来事では何をこのブログに載せるべきか?」自分なりに考えるのですが、本日は間違いなく「地場産業育成事業」です。
「地場産業育成事業」とは何か?
今回の場合は、国を挙げて取り組んでいる『地方創生』として各自治体に「地域活性化を目的にやりたいことを提案して下さい」との流れの中で、高砂市が提案し承認されたのが、この「地場産業育成事業」で、国からは10,100(千円)の予算を頂きました。
具体的には「江戸時代に工楽松右衛門氏が発明した松右衛門帆布という強靭な生地(船に使用)を織る職人を3年かけて育成すること」です。
が、この生地は現在は、高砂物、産協会というNPO法人のみが松右衛門バッグ等として活用されているだけであることが現実で、この事に対し、数名の議員から、公益性の視点から「特定団体への利益供与ではないのか?」と疑問が投げかけられました。
来週以降、建設環境経済常任委員会(生活環境部が産業振興として所管している為:委員長は川端宏明議員)にてその妥当性等について審議が行われることになっています。
民間企業であれば「やりたいからやる」で済む話ですが、税金を使っての事業であるだけにそうはいきません。しっかり審議をして賛否を判断しなければなりません。