From mitsuzawa northeast

横浜FCと横須賀・神奈川のローカルフットボールシーンを気ままに応援する日記。時々故郷・静岡県東部のフットボールなども。

JFAプリンスリーグ東海2009 2部第6節 名東×加藤学園暁秀

2009-07-07 | 静岡県東部&伊豆フットボール(観戦記)
JFAプリンスリーグ2009東海2部第6節
2009.07.04(Sat)14:15kO
会場:愛鷹多目的競技場
観衆:100人(目測)
名東高校10-03加藤学園暁秀高校
1-3
得点者
竹山 凌馬
時間
59分
75分
77分
80分
得点者

佐藤 歓大
佐藤 歓大
鈴木 涼平



暁秀イレブン


名東イレブン

プリンスリーグ東海2部の試合を見るのはこれが初めてとなる。
相手は名古屋市立名東高校。サッカー部は今年、高校総体愛知県代表(2位)と
なった愛知県内の強豪校。暁秀もそうだが、ここも愛知県内ではかなり高い
偏差値の進学校でもある。ちなみにフジの森本さやかは同校の出身。(関係ないかw)
後輩部員の応援は統率もとれて気合が入っていた。

第1試合の明誠-清商からエンドを変えて暁秀サイドに陣取ったが
たまたま空いていたので記者席に腰掛けて観戦。
なるほど、これは見易い。
しかし、ついつい畏まって応援の声は出せませんなと恐縮状態。
もしかするとフリーのライターに見えたかも知れないな(ヲイ)

前半はロングボールを多用して攻める暁秀、しっかり引いて組織的に守る名東。
ポストに弾き返されたり(動画1)惜しいミドルもGKに阻まれたり(動画2)
オフサイドと判定された幻のゴール(動画3)など、暁秀が圧倒的に攻めるも
中々ゴールを割れないまま折り返し。
どうも名東は前半は耐え忍び後半勝負のゲームプランの様子。
暁秀は攻めさせられている感じで後半、スタミナ切れやミスを
突かれて先制されるのではないかと少々嫌な予感が漂う雰囲気。

そして後半。
戦況は前半とほぼ変わりなく進んでいったが予想通り名東は守りを
固めつつも危険なカウンター(動画4)を繰り出してくる。
そして59分、名東の1発カウンターから動画4とほぼ同じ形で
名東7番竹山が鮮やかなゴールを決め名東が先制!!
ここまでは名東のゲームプランに乗せられてしまったということか。

嫌な流れのまま迎えた75分。
ここから暁秀は怒涛の反撃を見せる。
暁秀の左サイドからのクロスを10番佐藤が頭で決めて1-1!!
続く2分後には暁秀6番大八木の右からのクロスを再び10番佐藤が
ヘッドで決めて、あっという間に逆転!!!


さらにその2分後には点を返そうと前がかりになった名東DFラインの
裏へ通したパスに反応した後半途中出場の9番鈴木がチーム3点目となる
ゴールを決め、3-1と突き放す!!!
(画像をクリックすると拡大)

これら3ゴールを奪うまで、圧倒的に攻め込むもリズムがやや単調気味で
少し流れに変化が欲しいなと思っていたけど、高校サッカーはふとした
きっかけでこういうことが起こるから分からない。
今年の暁秀は、松永、内田、真野といった中盤や前線でアクセントとなる
選手はいないけど、セットプレーやサイドからいいボールが来れば空中戦に
強い10番佐藤を中心に強さを見せられるチームなのだろう。


試合はこのまま3-1でタイムアップ!
暁秀がホーム愛鷹で2部残留に望みを繋ぐ貴重な勝ち点3をモノにした。
しかしながら、ここまで鮮やかに逆転できるとは思ってなかったです。
この勝利で暫定4位となった暁秀だが、東海2部4位以内を確定するため
には今週末12日のリーグ最終節・浜名戦@富士で勝利を挙げなくてはならない。
最後の最後で2部残留を賭けた同県校対決という、やりにくいカードとなったけど
何とか勝利して後輩たちに望みを繋げたいところ。
ガンバレ!暁秀イレブン!!

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