「文房具ワルツ Stationery of Love」
著者:河内遙
ちょっと変わった切り口から攻めてきたラブコメ(?)。
それぞれのキャラクターが織り成す「何となくもどかしい毎日」を影で支え、つないでいたのは
「擬人化された文房具」
だった。
使われなくなって何年何十年、傷だらけになっても捨てられない思い出の詰まった品
持ち主が転々としていく、新参者との微妙な距離感…。
文房具の身になってみたり、或いは時に背景に回ってしまう本来の主人公たちの立場で悩んでみたり…。
見え隠れする本筋のストーリーもなかなかに面白い。
これは面白い!
なのに1冊だけって勿体無い!
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ