「オーケンの のほほんと熱い国へ行く」
著者:大槻ケンヂ
著者まとめページっ資料室(仮):「大槻ケンヂ(オーケン)」
本来「暑い」だが、あえて「熱い」である理由は作中で語られる。
生半可な「旅行記」よりもハチャメチャな方が「リアル」(ただしあくまで「無事に帰って来た人目線」であるが)。
本著はまさにソレだ。
そもそも「熱い国」へ行く事になった顛末からしてハチャメチャ。
元・筋少マネジャー「のーの」(…貴方
「行きそで行かないとこへ行こう」で失踪してましたよね?←その顛末も語られているw)始めとする同行者もなかなかなキャラ揃いだが、何より「インド」「タイ」で出会うヒトたちがとにかくモノ凄すぎてw
様々なアーティストが感銘を受け人生を捧げた「聖地」が「実はこんなマチ」で…てのはまぁ意見には個人差が、な話ではあるが…日本とは比較にならない(比較しようのない)「エネルギー」に満ち溢れた国である事には間違いない。
その様子が著者の鮮やかな筆致で活き活きと描かれている。
そして旅先でちょいちょい絡むバックパッカー(だけじゃないが)がそれぞれ「とても良いヒト」でほっこりする。
どうにも窮屈な日々に、著者の「のほほん」は安らかな「癒し」を与えてくれる…シーン「も」ある←
蛇足…そこここに散らされた「著名人」のチョイスが誠に「著者らしく」…解るヒト居るのかよwと心配になるw
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ