ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

こんな映画を見て来ましたっ!

2024年03月30日 14時32分27秒 | 映画
鑑賞作品:「無理しない ケガしない 明日も仕事! 新根室プロレス物語」

(ネタバレ防止フィルター稼働中)

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(切り口と画像が違うレビューは「こちら」をCLICK!)



ミキティコ:元井美貴と鈴健:鈴木健.txt(※…一番下の画像に二人載ってます)、ナレーションにヤスケン:安田顕(「アントニオ猪木をさがして」)と…まぁ題材の割には(←表現)モノ凄い力の入れようで。
ミキティコに至ってはクライマックスシーンで普通に観客席に座ってて…ホントにプロレス好きなんだなぁ、と。

「副業」してる「プロレスラー」は皆さんの想像以上に多く、「副業」の方が「社会的地位」が高かったり、その技術が世界レベルだったり…てのもそんなに珍しくない。
「弁護士」「議員」「自衛官」「看護師」「アウフグース(熱波)師」…?

だが、ここでは「本業がプロレスラー」ではなく…「副業がプロレスラー」な人たちが主役。
アマチュアプロレス団体「新根室プロレス」…神社の境内で常連さんやら家族連れ、好事家たちの歓喜と期待の中「いつもの世界」が始まる。
その空気感に似つかわしくないサムソン宮本の真面目で悲痛なマイク。
このニュース自体はプロレスマスコミにも掲載されぶろぐ主も読んだ記憶が有った。

まさかの映画化。

自前のリングを持たない「プロレス団体」もある中で中古とは言えちゃんと自前のリングを持ち、本業もこなしながらプロレスにも心血を注ぎ込む選手(なのか?)たち…。てっきり金もなく興行もなく、それでも生活費は稼ぎながらアマチュアプロレスを…なんて話になるかと思ってたら…。
シンプルかつ説得力抜群の言葉が次々とスクリーンから放たれる。
隠すことなく、あけすけに…。その真摯な姿勢を見習うべき本業だっているはず。もちろん「良い側」だけでなく、本来なら見たくもなく見せたくもないかも知れない裏側…いやこの映画に限っては表側かも知れないが…正直ドン引きしたのも確か。

それでも波乱万丈な人生の終盤に向けて、彼はそれでも全力で駆け抜け…しかも感動と仕掛けを残していくのだ。


無理しない、ケガしない、明日も仕事!



「鑑賞評価:☆☆☆☆☆」

蛇足…劇場が明るくなってからすすり泣きが聞こえる映画は久しぶりだったな…。



コメント
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