ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

こんな映画を見て来ましたっ!

2024年05月29日 17時22分56秒 | 映画
鑑賞作品:「アイアンクロー」(2D・字幕版)

(ネタバレ防止フィルター稼働中)

原題:「THE IRON CLAW」(戦前に同名の映画あり)

(切り口と画像が違うレビューは「こちら」をCLICK!)



1980年ごろにプロレスにハマったベテランならノスタルジーに溺れること請け合い、実話ベースのフィクションムービー。

濃い顔の細マッチョ兄弟フォン・エリックス(ケリーはのちにかなりゴツくなっていた記憶)は全員…なにより身体のバネが凄まじく、ケビン、ケリーのドロップキックを見るたびに「これは日本人にはできんわ」と感心したモノだ。

で、何がって↑の画像のドロップキック。ケビン(=ザック・エフロン)の一発なんだけど…オレの記憶の中に在るケビンのそれと寸分たがわず一緒なの。飾り気のないシンプルなビキニタイプのトランクスだけ。肘、膝にもパッドが無い、かつハダシ(ハダシなのは兄弟の中でケビンだけ)。無駄な肉の無い全身はまさに鋼。

「HK 変態仮面」の鈴木亮平ばり(…その映画っ?w)の肉体改造がもう完璧すぎて…。正直ココだけで映画代金のモトは取れた感じ。

実質主役のケビン・フォン・エリックを演じるはザック・エフロン(「ヘアスプレー」ほか)。正直「ヤサ男」のイメージしかなかったので超絶大化けっぷりに完敗ww
いやまぁ、史実?でも曲りなりに晩年まで全うしてるのはケビンだけなので「ファミリー」を俯瞰できるのは彼しかいない。
いかにもな長男的苦労を一身に背負い込み、それでも「エリック一家」を支えんと必死に動く姿は…(プロレスの名門と十字架という背景を忘れて)胸が苦しくなるような錯覚を覚えるほど。

その一方でもちろんソコココで当時の世界のプロレスが甦り…その頃、日本で報じられていたニュースの反対側を何十年越しに振り返る事ができた。

そういう意味でもいい映画だった。


「鑑賞評価:☆☆☆☆×」


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