「ハルカの陶(すえ)」
作画:西崎泰正
原作:ディスクふらい
↑2巻。
↓3巻。
陶芸を主題にした漫画は幾つかあるが、ヒロインが「ろくろ」も回せないドジっ子(という表現には語弊があるかも)というのは珍しい。
色々と人物像の裏面が垣間見えてはいるが、よくあるパターンでそこまで描けずに幕を引いた。
絵柄も丁寧で好感の持てる作品だし、時折挟まれる陶芸に関する薀蓄などはなかなかに興味深い。
それだけにもっと読みかった気がする。
(ちなみに「1巻」は読んでいない←安定のゑんぶろクオリティw)
各種レビューで「終らせ方が唐突すぎる」「ヒロインが目標にも到達せず中途半端」なんて叩かれていたが…
それは出版業界で言う「打ち切(以下武士の情け)
蛇足…備前焼を主として題材にしていたためか岡山県主催・第13回岡山芸術文化賞功労賞を受賞している(画像二枚目の帯部分参照)。
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ