アヤメ科、Iridaceae、ロムレア属、地中海沿岸地域原産の多年草、
学名:Romulea bulbocodium、
和名:ロムレア・ブルボコディウム、
英名:Violet Romulea、Crocus-leaved Romulea、Sand Crocus、
2011年2月、ポルトガル、アルガルベ地方で、2020年2月25日、2021年2月14日、3月3日、コスタ・アズール地方で撮影、
ロムレア・ブルボコディウム Romulea bulbocodium の花。花の直径は2センチほど。
地面ぎりぎりに花を咲かせ、草丈はせいぜい7センチほど。葉は長い線形。海岸近くの砂地や岩場に自生。
2~3月ごろ、黄色い咽のある淡い青紫色の花を咲かせる。小さな球茎がある。
種小名の Bulbocodium は球根の意。
ロムレア・ブルボコディウム Romulea bulbocodium でした。
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(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名は、ローマ帝国建国者 Romulus の名に因んでいる。種小名は「毛深い球根の」の意。
ロムレア・ブルボコディウムはアヤメ科の多年草である。地下に、ほぼ球状の球根を持ち、葉はすべて根出する。草丈は5~15㎝程度となる。葉は、クロッカスのような細長い線形で、長さ5~20㎝程度となる。1~3月頃、茎頂に径2㎝程度で青紫色の6弁花をつける。