ムラサキ科、Boraginaceae、シャゼンムラサキ属、
学名:Echium tuberculatum、
英名:Viperina、Portgal viper's bugloss、葡名:Viperina、
2016年7月13日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、
エキウム・テュベルクラトゥム Echium tuberculatum の花。花の直径は2cmほど。花は赤紫に濃い赤紫のストライプ。
草丈は50cm~1mほど。
長楕円形の葉には毛があり互生する。
茎には赤褐色の斑点がある。標高1000mの山岳地帯で確認。
エキウム・テュベルクラトゥム Echium tuberculatum でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は、学名の音読みから。属名はギリシャ語の echios(=蛇)を語源とし、毒蛇に噛まれた時に、本属の植物を用いたという。種小名は「疣状突起のある」の意。
エキウム・ツベルキュラータムは、ムラサキ科の多年草である。本種はポルトガルの亜高山帯に自生の見られる野草である。草丈は50~100㎝程度となる。茎は直立し、赤褐色の斑点模様がある。葉は長楕円形で、茎に互生する。葉には白色の毛が密生する。5~8月頃、茎上部に円錐花序を出し、赤紫色に濃赤紫色の条線模様の入った径2㎝程度の筒状花をつける。花冠は5列する。雄蘂は花冠よりも長く突き出す。 (GKZ植物事典より)