マメ科、Fabaceae、オノニス属、地中海沿岸地方原産、多年草、
学名:Ononis reclinata、
英名:Small Restharrow、葡名:Unha-dos-gato、
2018年5月15日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2018年5月10日、コスタ・アズール地方で撮影、
多年生のハーブ。
草丈は20センチほど。
オノニス・レクリナタ Ononis reclinata には刺はない。
花の大きさは5ミリほど。あまりにも小さな花なので、覗き込んで写真を撮っていた。1時間後にサングラスを落してしまったことに気が付いて探し回ったら、この花の上にそっと乗っていた。
オノニス・レクリナタ Ononis reclinataでした。
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(GKZ植物事典より) 和名は学名の音読みから。属名は、ギリシャ古語の植物名から。種小名は「内曲の、下曲の」の意。
オノニス・レクリナータはマメ科の多年草である。本種は、地中海沿岸地方の概して沿海地に自生の見られる野草であるが、内陸部にも分布はあるという。標高は海抜0~800m程度までとなる。草丈は2~25㎝程度までとなる。葉は3出複葉で、小葉は楕円状で、上半部に鋸歯を持ち、先端部は3浅裂する。8~10月頃、葉腋に径8~10㎜程度で桃色の蝶形花をつける。花後の果実は長さ4~10㎜程度の円筒形で、中に径1㎜程度で茶色の種子を9~16個内包する。 (GKZ植物事典より)