シソ科、Lamiaceae、サルビア(アキギリ)属、アメリカ、テキサス州~メキシコ原産の落葉低木、
学名:Salvia microphylla、
和名:チェリー・セージ、
英名:Cherry Sage、Baby Sage、Graham’s Sage、Blackcurrant Sage、
葡名:Rapazinhos、
2014年4月17日、2017年7月12日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2015年1月12日、コスタ・アズール地方で撮影、
メキシコ北部のチワワ州が原産。高さは1,5mほどになり、茎の基部は木質化。葉は卵形で対生し、縁には鋸歯がある。4月から11月ごろ、茎頂や葉腋から花序をだし、赤色の花を咲かせる。
茎先や葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、赤い唇形の花をつける。
葉は小さな卵形で、向かい合って生える(対生)。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
英名でいうチェリー・セージはサルビア・ミクロフィラ(Salvia microphylla)を指す。属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。種小名の microphylla は「小さい葉の」という意味である。サルビア・ミクロフィラ Salvia microphylla でした。
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(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は、salvo(=健康でいる)に由来し、この属には薬草として用いられる植物が多いため。種小名は「小葉の」の意。
サルビア・ミクロフィラは、シソ科の半常緑樹である。日本の園芸界ではサルビア・グレッギー種と共に、本種も「チェリー・セージ」名で流通している。樹高は1~1,5m程度。葉は卵形で、縁部には鋸歯を持ち、先端部は鈍頭で茎に対生する。4~10月頃、茎上部に穂状花序を出し、径1~1,5㎝程度で赤色の唇花をつける。本種の葉や茎には芳香がある。 日本への渡来時期不詳。(GKZ植物事典より)