キンポウゲ科、Ranunculaceae、キンポウゲ属、ヨーロッパ、アジアに分布、沈水性2年草、
学名:Ranunculus peltatus、
和名:ヒメバイカモ(姫梅花藻)、別名:ウメバチモ(梅鉢藻)、
英名:Pond Water-crowfoot、River Water-crowfoot、西名:Ranúnculo acuático、葡名:Campainhas-de-ouro、
2013年5月6日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2015年6月13日、2016年6月13日、7月17日、2017年5月23日、ベイラ地方で撮影、
ラヌンクルス・ペルタツス Ranunculus peltatus の花。長さ1mほどの多年草、清流中に生息、花だけが水上に出て咲く。
世界の絶滅危惧IA類。青空が水に溶け込む。
標高1900m。山頂付近のこの場所では大きく繁殖していた。
葉は2種類ある。クローバーの様な葉は水上にあり、ひも状の葉は水中にある。花は1~2cmほど。ラヌンクルス・ペルタツス Ranunculus peltatus でした。
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(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名の Ranunculus とはラテン語で「カエル」の意で、この属の植物の多くが湿地を好んで自生することによる。種小名は「小盾形の」の意。
ラナンキュラス・ペルタタスは、キンポウゲ科の1~2年草である。原産地の項に記した地の河川や池・沼等に自生の見られる水生の野草である。茎の長さは1m程度となる。本種は2形葉植物で、径3~5㎝程度で丸葉の浮水葉と、糸状の沈水葉とを持つ。浮水葉の葉縁は3~5裂し、各裂片は2~3浅裂する。5~9月頃、葉腋から長い花柄を伸ばし、径1~2㎝程度で白色の5弁花をつける。花弁の基部には黄色い模様が入る。花後には径1~2㎜程度の痩果をつける。世界絶滅危惧ⅠA類。(GKZ植物事典より)